午前の日経平均は続伸、4カ月ぶり3万9000円 半導体しっかり

6月26日、前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比407円78銭高の3万9349円85銭と続伸した。東京証券取引所で昨年12月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Noriyuki Hirata
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比407円78銭高の3万9349円85銭と続伸した。米国市場での半導体株高を好感した国内の関連株の買いが指数を押し上げた。心理的節目の3万9000円を4か月ぶりに回復。先物に断続的な買いが入り、指数は徐々に水準を切り上げた。
日経平均は買いが先行し、寄り付き時点から3万9000円の大台を回復した。東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連の一角がその後も上値を伸ばし、指数の押し上げに寄与した。アドバンテストは上場来高値を更新した。 米国市場では半導体大手エヌビディアが過去最高値を更新。メモリー半導体製造の米マイクロン・テクノロジーは引け後に発表した第4・四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。 日経平均は先物に断続的な買いが入り、指数寄与度の高いファーストリテイリングは朝安後はプラスに転じた。東京エレクとアドテスト、ソフトバンクグループを加えた4銘柄で指数を約350円押し上げた。日経平均は一時458円高の3万9400円65銭に上昇した。 市場では「TOPIXに対する日経平均の出遅れ解消が続いており、継続すれば4万円付近に戻す余地はありそうだ」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれた。 TOPIXは0.28%高の2790.00ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆2311億9400万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属やガラス・土石製品、卸売など20業種、値下がりは精密機器や医薬品、銀行など13業種だった。 AI関連の物色が目立ち、フジクラは大幅高。レーザーテックは年初来高値を更新した。三菱重工業はしっかり。北大西洋条約機構(NATO)が加盟国の防衛費について国内総生産(GDP)比5%への引き上げで合意したことが手掛かりになった。
一方、ルネサスエレクトロニクスは、部材調達先の米半導体大手の経営悪化による影響が懸念されて売られた。グロース市場に新規上場したエータイの初値は公開価格を68.6%上回る2547円で、初値を上回る2939円で午前の取引を終えた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1065銘柄(65%)、値下がりは497銘柄(30%)、変わらずは66銘柄(4%)だった。
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