トランプ氏一族の企業、ステーブルコイン監査と新しいアプリを計画

6月25日、トランプ米大統領(写真中央)一族の暗号資産(仮想通貨)プラットフォーム企業「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同創業者ザック・フォークマン氏は、「数日以内に」ステーブルコインの監査証明書をウェブサイトに掲載することに加え、新しいアプリの開始も計画していると述べた。3月7日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[25日 ロイター] - トランプ米大統領一族の暗号資産(仮想通貨)プラットフォーム企業「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同創業者ザック・フォークマン氏は25日、「数日以内に」ステーブルコインの監査証明書をウェブサイトに掲載することに加え、新しいアプリの開始も計画していると述べた。暗号資産メディア企業ブロックワークスが主催した会議でインタビューに応じた。
また、WLFのガバナンストークン「WLFI」が間もなく取引可能になる可能性を示唆。WLFIはトランプ氏と同氏のビジネスパートナーが昨年11月の米大統領選の2カ月前にローンチしたもので、トランプ氏一族のビジネスに数億ドルの収益をもたらした。
ホワイトハウス、一族が運営するトランプ・オーガニゼーションからは今のところコメントを得られていない。
ワールド・リバティーは、ガバナンストークンを販売することで資金を調達してきた。ガバナンストークンはプロジェクトの基礎コードの変更について投票し、方向性や計画について意見を表明する権利を保有者に与えるもの。それらは取引できない。
フォークマン氏はこのトークンが取引可能になるのかとの質問に対し「あまり漏らしたくはないが、向こう数週間に注意を払ってもらえれば皆が非常に非常にハッピーになると思う」と答えた。