ニュース速報
ビジネス

トランプ氏一族の企業、ステーブルコイン監査と新しいアプリを計画

2025年06月26日(木)10時50分

 6月25日、トランプ米大統領(写真中央)一族の暗号資産(仮想通貨)プラットフォーム企業「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同創業者ザック・フォークマン氏は、「数日以内に」ステーブルコインの監査証明書をウェブサイトに掲載することに加え、新しいアプリの開始も計画していると述べた。3月7日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[25日 ロイター] - トランプ米大統領一族の暗号資産(仮想通貨)プラットフォーム企業「ワールド・リバティー・ファイナンシャル(WLF)」の共同創業者ザック・フォークマン氏は25日、「数日以内に」ステーブルコインの監査証明書をウェブサイトに掲載することに加え、新しいアプリの開始も計画していると述べた。暗号資産メディア企業ブロックワークスが主催した会議でインタビューに応じた。

また、WLFのガバナンストークン「WLFI」が間もなく取引可能になる可能性を示唆。WLFIはトランプ氏と同氏のビジネスパートナーが昨年11月の米大統領選の2カ月前にローンチしたもので、トランプ氏一族のビジネスに数億ドルの収益をもたらした。

ホワイトハウス、一族が運営するトランプ・オーガニゼーションからは今のところコメントを得られていない。

ワールド・リバティーは、ガバナンストークンを販売することで資金を調達してきた。ガバナンストークンはプロジェクトの基礎コードの変更について投票し、方向性や計画について意見を表明する権利を保有者に与えるもの。それらは取引できない。

フォークマン氏はこのトークンが取引可能になるのかとの質問に対し「あまり漏らしたくはないが、向こう数週間に注意を払ってもらえれば皆が非常に非常にハッピーになると思う」と答えた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

H&M、3─5月売上高が予想以上に減少 「消費者は

ワールド

中国南部で大洪水、貴州省では6人死亡 災害拡大リス

ビジネス

日経平均は5カ月ぶり高値、半導体買われ3万9000

ビジネス

焦点:昨夏の市場暴落再来に警戒感、大口投資家が備え
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係・仕事で後悔しないために
  • 3
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 4
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 5
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 6
    【クイズ】北大で国内初確認か...世界で最も危険な植…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 9
    韓国が「養子輸出大国だった」という不都合すぎる事…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 4
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 5
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 6
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 7
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 8
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 9
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 10
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中