情報BOX:パウエル米FRB議長の議会証言要旨

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は25日、議会上院の銀行委員会で証言を行い、 利下げを急ぐ必要はないと改めて表明した。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Kevin Mohatt)
[25日 ロイター] - 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は25日、議会上院の銀行委員会で証言を行い、 利下げを急ぐ必要はないと改めて表明した。発言内容は以下の通り。
*豊富な準備預金があれば、銀行はストレス下でも融資を継続できる
*豊富な準備預金レジームの巻き戻しには数年を要するだろう
*連邦政府の財政政策や債務は、米連邦準備理事会(FRB)の月々の政策決定には影響しない
*銀行資本規制(バーゼルIII)とSLR(補完レバレッジ比率)について、近い将来に動きがあると確信している
*バーゼルIIIについて新たな取り組みを開始する
*ドルが世界の基軸通貨であることは大きなメリット
*ドルは依然として基軸通貨であり、これは今後も長く続くと予想される
*債券市場はうまく機能している
*インフレ期待は4月から若干下がってきた