午後3時のドルは147円前半に上昇、中東情勢悪化なら一段高も

6月23日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤から1円以上ドル高・円安の147円前半で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 23日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤から1円以上ドル高・円安の147円前半で取引されている。米国のイラン核施設攻撃を受けて有事のドル買いが強まった。中東情勢が引き続き注目されており、ホルムズ海峡の封鎖などで原油価格がさらに上昇すれば一段のドル買いにつながる一方、イランが実際に封鎖に踏み切るかは不透明との見方が聞かれた。
週末の米国によるイランの核施設攻撃を受け、ドルは早朝の取引で146円前半から146円後半へと水準を切り上げて始まった。いったん押し戻され、早朝の上昇分を帳消しにしたが、午後に入ってドル買いが強まり、147円台へ上昇した。
「方向感が上方向へ転換したとみた投機筋の投げも入っている可能性がある」(国内銀行の為替セールス担当者)との声が聞かれた。株式市場が急落すればクロス円の下げに伴ってドル/円も下押しされる可能性があったものの、株が思いのほか底堅く推移したこともドル買いを促す一因となったという。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、原油価格が上昇すれば日本の貿易赤字が悪化し、原油の輸入国である日本から産油国への所得移転が起きるため「ドル高・円安要因」だと指摘。
植野氏は、イランがホルムズ海峡を封鎖すれば原油価格がさらに上昇するため、ドル高・円安での反応が一段と強まる可能性もあるとする一方、ホルムズ海峡を封鎖すれば「米国の追加攻撃を誘発することも考えられる」として、実際封鎖に踏み切るかは不透明との見解を示した。
りそな銀行資金証券部市場トレーディング室の広兼千晶氏は現在のドル/円の上昇は買い戻しが中心になっているとの見方を示し、「円買いのポジションがたまっているため、円安方向への動きは速くなりやすい」と話した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 147.10/147.11 1.1513/1.1515 169.36/169.37
午前9時現在 146.21/146.22 1.1499/1.1501 168.13/168.15
NY午後5時 146.07/146.12 1.1522/1.1523 168.28/168.36
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