マイクロソフト、数千人の人員削減計画 AI投資拡大の中=報道

米マイクロソフトは人工知能(AI)への投資拡大に伴い人員の合理化を行い、営業職を中心に数千人の削減を計画しているとブルームバーグが18日報じた。写真は、同社オフィスに掲げられた同社ロゴ。3月21日、パリ近郊で撮影(2025年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[18日 ロイター] - 米マイクロソフトは人工知能(AI)への投資拡大に伴い人員の合理化を行い、営業職を中心に数千人の削減を計画しているとブルームバーグが18日報じた。
マイクロソフトの会計年度終了後の来月初めにも発表される見通しという。
同社は報道についてコメントを控えた。
ブルームバーグによると、対象は営業部門に限定されるわけではなく、発表の時期が変更される可能性もある。
マイクロソフトは5月にも約6000人の人員削減を実施した。
同社の従業員数は昨年6月時点で22万8000人だった。
さまざまな業界の企業が競争力維持のため自社製品・サービスへのAI統合を加速する中、マイクロソフトはAI投資を強化している。
アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は17日、従業員宛ての文書で、生成AIやエージェントの導入により同社の従業員総数が今後数年間で減少するとの見通しを示した。