アポロとアース、米ピザのパパ・ジョンズに買収提案=関係筋

米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントとアース・キャピタル・マネジメントは共同で、米ピザレストランチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナルに対し、同社を非公開化する買収提案を行った。パパジョンズの店舗。コロラド州で2017年8月に撮影(2025年 ロイター/Rick Wilking)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントとアース・キャピタル・マネジメントは共同で、米ピザレストランチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナルに対し、同社を非公開化する買収提案を行った。事情に詳しい関係者2人が11日、明らかにした。
関係者の話では、両社はパパ・ジョンズに1株当たり60ドル強での買収を提案した。
パパ・ジョンズはコメントを控えた。アポロとアースはコメント要請に即座に応じなかった。
1984年創業のパパ・ジョンズは、ジョージア州アトランタとケンタッキー州ルイビルを本拠とし、約50カ国・地域で6000店舗以上を展開している。
同社は2018年、創業者のジョン・シュナッター氏が電話会議で人種差別用語を使用したことで、訴訟に発展。アクティビスト(物言う投資家)のスターボード・バリューが出資し、シュナッター氏の退任後、スターボードの最高経営責任者(CEO)が19年にパパ・ジョンズの取締役会会長に就任した。