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独消費者信頼感、5月は改善 関税巡る不確実性なお重し=GfK

2025年04月29日(火)15時31分

 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた5月の独消費者信頼感指数はマイナス20.6と、4月改定値のマイナス24.3から改善したが、依然としてマイナス圏にとどまった。写真はベルリンのスーパーマーケットで2023年8月撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 29日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた5月の独消費者信頼感指数はマイナス20.6と、4月改定値のマイナス24.3から改善したが、依然としてマイナス圏にとどまった。

新政権発足の見通しが寄与し、輸入関税を巡る緊張による不確実性の影響を幾分和らげた。

ロイターがまとめたアナリスト予想はマイナス26.0だった。

所得の見通しと購買意欲が顕著に改善した一方、景気見通しはわずかな改善にとどまった。

NIMのアナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は「4月上旬の調査開始直前に大幅な関税引き上げを発表して始まった米政権の貿易政策の再編は、ドイツの消費者心理にはまだ永続的な影響を与えていないようだ」と指摘。

「ドイツの消費者にとっては現在、政権が速やかに樹立されることの方が明らかに重要だ」と語った。

ロイター
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