Alessandro Parodi

[15日 ロイター] - 調査会社ロー・モーションによると、バッテリー電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の3月の世界販売台数は前年同月比29%増の170万台だった。

中国は36%増の100万台、欧州は24%増の40万台と、好調だった。

北米は12%増の20万台と伸び悩んだ。トランプ米大統領の排ガス規制に対する姿勢や関税を巡る不透明感が影響したとみられている。

ロー・モーションのデータマネジャー、チャールズ・レスター氏によると、米国で販売されているEVの39%は輸入車。国内で生産されたEVも約25%が輸入バッテリーを使用している。米国の一部の自動車メーカーが、関税の影響で価格や生産拠点の見直しを迫られる可能性がある。

一方、中国による報復関税は、米EV大手テスラが米国内で生産したモデルに影響を及ぼしかねない。同社の「モデルS」と「モデルX」の中国での販売価格は2倍近くに跳ね上がる可能性があるという。

欧州では、排出目標や規制がドイツ、イタリア、英国などのEV販売を後押しした。

中国政府はEVの販売低迷を回避するため、自動車の下取り制度を延長している。

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