UAゼンセン、正社員の賃上げ率5.37% パートは6.53%

3月13日、繊維や流通、外食などの労働組合でつくるUAゼンセンは午前10時時点まで労使交渉が妥結した139組合の正社員の妥結総合計(ベースアップ・定期昇給込み)が加重平均で5.37%だったと発表した。2022年11月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Kentaro Sugiyama
[東京 13日 ロイター] - 繊維や流通、外食などの労働組合でつくるUAゼンセンは13日、同日午前10時時点で労使交渉が妥結した139組合の正社員の妥結総合計(ベースアップ・定期昇給込み)が加重平均で5.37%だったと発表した。ベア分は3.75%だった。
2025年春闘における第1のヤマ場を終えた時点で集計したもので、正社員139組合中、半数近い60組合が満額回答、このうち14組合が満額超となった。
パートタイムでは95組合が妥結。妥結総合計は加重平均で6.53%の引き上げで、過去最高水準となった。正社員の賃上げ率を9年連続で上回り、雇用形態間の格差是正が進んでいる。