ニュース速報
ビジネス

米12月求人件数、55.6万件減少 過去14カ月で最大の落ち込み

2025年02月05日(水)03時10分

米労働省が4日発表した12月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が55万6000件減少し、760万件になった。2016年5月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

Lucia Mutikani

[ワシントン 4日 ロイター] - 米労働省が4日発表した2024年12月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が55万6000件減の760万件と、過去14カ月で最大の落ち込みを記録した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は800万件だった。ただ、解雇者数が低水準にとどまったことから、労働市場が急激に減速しているわけではないことが示唆された。

11月分は、前回発表の809万8000件から小幅上方修正され、815万6000件となった。    

12月の解雇者数は2万9000人減の177万1000人となった。解雇率は4カ月連続で1.1%と横ばいだった。しかし、雇用主は人員増加に慎重な姿勢を維持しているため、解雇された労働者が新しい仕事を見つけるのは難しくなっている。採用件数は8万9000件増の546万2000件となった。採用率は3カ月連続で3.4%だった。

失業者一人当たりの求人件数は1.1で、12月の1.15から減少した。

レイモンド・ジェームズの主任エコノミスト、エウジェニオ・アレマン氏は「労働需要は弱まっているが、崩壊しているわけではない」と述べた。

求人件数の減少は専門・ビジネスサービスが主で、22万5000件減少した。医療・社会扶助では18万件減、金融・保険では13万6000件減少した。一方、芸術・娯楽・レクリエーションの分野では6万5000件増加した。求人率は11月の4.9%から12月は4.5%に低下した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエルがイラン攻撃、米軍も大規模な作戦開始

ワールド

トランプ氏、 イランで「大規模戦闘作戦開始」と表明

ワールド

イランは報復を準備、対応は壊滅的なものに=当局者

ワールド

トランプ氏、アンソロピック技術の使用停止指示 「サ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    がん治療の限界を突破する「細菌兵器」は、がんを「内側」から食い尽くす...カナダの大学が発表
  • 4
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 5
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 6
    「努力が未来を重くするなら、壊せばいい」──YOSHIKI…
  • 7
    トランプがイランを攻撃する日
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 10
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 6
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 7
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 8
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中