オープンAI、営利企業への転換に向け協議 加州当局と=BBG
11月4日、 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を運営する米オープンAIが営利企業への転換を目指し、組織構造の変更についてカリフォルニア州司法長官室と協議を行っていると、ブルームバーグが事情に詳しい関係者の話として報じた。写真は同社のロゴ。2023年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[4日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を運営する米オープンAIが営利企業への転換を目指し、組織構造の変更についてカリフォルニア州司法長官室と協議を行っていると、ブルームバーグが4日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
協議はまだ早い段階にあるという。
オープンAIは2015年に非営利の人工知能(AI)研究所として設立された。営利企業に移行すれば組織構造が劇的に変わることになる。
ロイターは9月に、オープンAIが中核事業について、公益重視の「ベネフィット・コーポレーション」と呼ばれる営利法人格に移行し、非営利組織の取締役会の管理下を離れる案を検討していると報じていた。
同社は先月、66億ドルの調達を完了。これに基づく企業価値は1570億ドルにも上り、世界で最も評価額が高い非公開企業の一つとしての地位を固めた。