米セントルイス連銀新総裁、利下げに慎重 「インフレ低下確認必要」
米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は18日、連邦準備理事会(FRB)はインフレ低下、需要緩和、供給拡大が「数カ月、または数四半期」にわたって続いたと確認してから利下げに踏み切るべきとの考えを示した。2012年4月撮影(2024年 ロイター/Joshua Roberts)
Lindsay Dunsmuir
[18日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は18日、連邦準備理事会(FRB)はインフレ低下、需要緩和、供給拡大が「数カ月、または数四半期」にわたって続いたと確認してから利下げに踏み切るべきとの考えを示した。
ムサレム総裁はセントルイスで行った講演で「利下げを実施することが適切と確信する前に、良好な物価情勢のほか、需要の緩和、供給の拡大が一定期間続く必要がある。こうした状況が実現するには数カ月、もしくは数四半期かかる可能性がある」と述べた。
インフレ率が2%を超える水準で「有意に」停滞したり、再び上昇したりすれば利上げの可能性も排除できないとしながらも、自身の基本シナリオではないと語った。
消費については、向こう数四半期で緩やかになると予想。これまでに発表された経済指標に基づき、5月の個人消費支出(PCE)価格指数は「歓迎すべき下振れ」になると予想していると述べた。
同時に、FRBの現在の政策スタンスが十分に制約的であるかについて明確に分からないと言及。「金融政策は総需要とインフレに下押し圧力をかけ続けていると考えているが、制約の度合いについて幾分の不確実性を感じている」とし、金融情勢は経済の一部には緩和的だが、他の部分では引き締め的になっているとの認識を示した。
ムサレム氏は4月にセントルイス地区連銀総裁に就任。総裁として金融政策について公の場で発言するのは今回が初めて。連邦公開市場委員会(FOMC)では来年、投票権を持つメンバーになる。
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩2分/港区虎ノ門/web系SE・PG
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
「カスタマーサクセスマネージャー」外資系上場SaaS×AI・IoT日本法人/日本市場の事業成長を一緒に推進するCSMポジション「港区勤務」/IoT・M2M・ロボット
アシオット株式会社
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員 / 契約社員
-
大手・外資系企業の「採用コンサルタント」/転勤なし
株式会社トライアンフ
- 東京都
- 月給31万2,100円~40万5,730円
- 正社員
-
営業事務/「在宅週2×フレックス」外資メーカー営業事務/英語活かせる
ランスタッド株式会社
- 東京都
- 月給29万円
- 正社員





