ニュース速報
ビジネス

中国、固体電池研究に8.3億ドル超投資 6社が支援対象に=関係者

2024年05月29日(水)19時04分

5月29日、中国は政府主導の固体電池開発プロジェクトに60億元(8億3000万ドル)超を投資する計画で、6社が支援対象となる見通し。写真は4月、北京国際自動車ショーに設置された寧徳時代新能源科技のブースで撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 29日 ロイター] - 中国は政府主導の固体電池開発プロジェクトに60億元(8億3000万ドル)超を投資する計画で、6社が支援対象となる見通し。関係者が明らかにした。

固体電池は可燃性の液体電解質を使用する従来のリチウムイオン電池に比べ安全性の向上、長寿命化、高速充電が期待できる。しかし、原材料の入手の問題や複雑な製造工程、それに伴うコスト高などから大量採用にはまだ時間がかかるとされている。

中国は国内サプライチェーンへの早期かつ大規模な投資によって世界で最もコスト競争力のあるバッテリーおよび電気自動車(EⅤ)生産国になった。その後は世界のEV市場でリードを固めようとしている。

支援対象とみられるのは寧徳時代新能源科技(CATL)、蔚来汽車(NIO)系の衛藍新能源科技、比亜迪(BYD)、第一汽車、上海汽車(SAIC)、吉利汽車。

自動車業界関係者やアナリストは、固体電池が次世代EVの競争力を左右すると予想している。世界の自動車メーカーもこの技術に注目している。

トヨタ自動車は数年以内に固体電池搭載の自動車を発売する計画を表明。テスラは固体電池の開発計画を明らかにしていない。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾、中国軍指導部の「異常な」変化を注視

ビジネス

日経平均は反落、急速な円高進行を嫌気

ワールド

南シナ海巡り言葉の応酬激化、フィリピンが中国に厳重

ワールド

円安ショック後の物価押し上げ、近年は大きくなってい
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 7
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 8
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 9
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 10
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中