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10月第3次産業活動指数は100.4、前月比0.8%低下=経産省
2023年12月15日(金)14時05分
12月15日、 経済産業省が発表した10月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は100.4(2015年平均=100.0)で前月比0.8%の低下となった。都内で2020年撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 15日 ロイター] - 経済産業省が15日に発表した10月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は100.4(2015年平均=100.0)で前月比0.8%の低下となった。経産省は基調判断を「足踏みがみられる」に引き下げた。
11業種中、低下方向に影響したのは7業種。「電気・ガス・熱供給・水道業」は、今夏の気温高による冷房需要増加の反動などにより7.5%の低下となった。「小売業」は自動車小売業の伸び悩みや、燃料の販売量が減少したことから1.5%の低下。「情報通信業」は1.5%、「金融業、保険業」は1.0%、「卸売業」は0.5%、「不動産業」は0.6%、「生活娯楽関連サービス」は0.4%、それぞれ低下した。
上昇方向に影響したのは3業種。「事業者向け関連サービス」は廃棄物処理業が好調で1.0%の上昇となった。「運輸業、郵便業」は0.4%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は1.1%、それぞれ上昇した。
「医療、福祉」は横ばいだった。