紅海の米海軍攻撃、米国株の上昇に水指す恐れも

紅海で3日、米海軍の駆逐艦カーニーと複数の商業船が攻撃された事件を受け、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が中東地域全体に広がるとの懸念が広がれば、米国株の上昇見通しが揺らぐ可能性がある。写真は、紅海で演習している米駆逐艦(手前)とエジプト海軍フルゲート艦。2022年2月8日に撮影。(2023年 ロイター/U.S. Navy Theoplis Stewart ll/Handout via REUTERS )
Krystal Hu Ira Iosebashvili
[3日 ロイター] - 紅海で3日、米海軍の駆逐艦カーニーと複数の商業船が攻撃された事件を受け、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が中東地域全体に広がるとの懸念が広がれば、米国株の上昇見通しが揺らぐ可能性がある。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派は3日、この海域でイスラエルの船舶2隻を攻撃したと発表。また米海軍幹部は同日ロイターに、米国がイラクで自衛のための攻撃を行ったと述べるなど、中東で緊張が高まっている。
こうしたことから、イスラエルとハマスの戦闘が米国やイラクを巻き込んだ大規模な紛争に発展しかねないとの不安が広がる可能性がある。
LPLフィナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、紛争が拡大すれば一部の投資家は利益確定の売りを出すと予想した。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げが打ち止めになるとの期待から、米S&P500種総合指数は11月に約9%上昇し、1日には4594.63と年初来高値を更新した。
クロスビー氏は、「市場は今回の紛争の拡大にはとにかく神経をとがらせている。これが米国を巻き込む深い軍事紛争の前触れであるなら、アクティブ運用のマネジャーはいずれにせよ利益を確定する可能性が高まる」と語った。
フェデレーテッド・ハーミーズの首席株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は、中東で緊張が高まれば米原油指標WTIは1バレル=80─90ドルに上昇する可能性があるとした。1日のWTIは74.07ドルだった。
同氏はまた、緊張の高まりによってS&P500種は「100ないし200ポイント」下がりかねないと予想。「これが投資家に利益確定の好機になるのは間違いない」ものの、「私はまだ、S&Pが4600程度で年末を迎えると確信している」と語った。
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