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ウクライナ戦争

トランプはプーチンを見限った?――ウクライナに一転パトリオット供与継続の深層

Why Trump's Attitude on Ukraine Is Changing

2025年7月10日(木)20時00分
ブレンダン・コール
トランプとプーチン

トランプはようやくプーチンの本性に気づいたのか  NBC News/YouTube

<停戦どころかウクライナへの空爆をますます激化させるプーチンに、交渉だけではプーチンを抑止できないとトランプが認識を改めた可能性も>

ドナルド・トランプ米大統領は7月7日、ウクライナに追加の武器供与を行う意向を表明した。1日には米国防総省が武器の輸送の一時停止を発表したばかりで、わずか数日での方針撤回は、ウクライナ戦争に対するトランプの姿勢、さらにはプーチンに対するトランプの感情の変化を示唆している可能性がある。

【動画】プーチンをけなしやっぱりウクライナに武器支援すると語った瞬間

トランプは7日、ロシアがウクライナに対して過去最大規模の空爆を行うなかで「ウクライナは自衛できなくてはならない」として、ウクライナに追加の兵器を供与する方針を表明した。

ホワイトハウスと米国防総省は対外軍事支援の見直しの一環としてウクライナへの一部兵器の輸送を停止することを確認したばかりで、トランプはここまでロシア寄りだったかと改めて懸念の声が上がっていた。

ある地政学の専門家は本誌に対し、トランプの今回の方針転換は、ウクライナ戦争を迅速に解決できないことへの怒りから来ている可能性が高いと述べた。別の専門家は、トランプは自身の承認なしに下された米国防総省の決定を覆そうとしていると指摘した。

トランプの発言を受け、米国防総省の報道官は「恒久的な和平の実現を目指す努力が続く間、ウクライナが自衛できるようにするために追加の防衛兵器を送る」と述べた。

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