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ベトナムと日本人

ヨシヒロミウラ|ベトナム

ベトナムの中学校・高校の日本語教育の実態

ハノイの中学校6年生(日本で言う中学1年生)の日本語クラス。教室の後ろに大きな鯉のぼりの絵が描かれています。ベトナムの中学校は4年間あるので、ベトナムの中学一年生は日本の小学6年生と年齢が同じです。(撮影:筆者)

私がベトナムへ渡ったきっかけは、「国際交流基金 日本語パートナーズ」としてベトナムに派遣されたことがきっかけでした。
2017年から2018年の間、日本語パートナーズベトナム4期(29名)として同期の仲間と共に派遣。ベトナムへ行った事があるメンバーは数名だけ。ほとんどベトナム初体験のメンバーでドキドキワクワクしながらベトナムへ渡りました。

日本語パートナーズ ベトナム4期で作った活動報告FBページはこちらです。派遣期間中メンバーがリレー形式で毎日頑張って投稿していました。派遣期間終了後も時々メンバーが投稿しています。ぜひ見てください。
日本語パートナーズ ベトナム 4期 facebook ページ

国際交流基金 日本語パートナーズとは?

国際交流基金の日本語パートナーズとは、アジアの中学校、高校などの日本語教師や生徒と日本語で交流し授業のアシスタントや日本文化の紹介をする事業です。2014年から開始されました。

ベトナムの中学・高校で日本語は第一外国語

P_20170908_110738.jpgベトナムの高校2年生の日本語クラス。ここはチューヴァンアン高校というハノイの進学校です。2003年、チューヴァンアン中学・高校からベトナムの第一外国語としての日本語教育が始まりました。 (2017年 筆者撮影)


ベトナムでは中学校と高校で第一外国語として日本語を教えています。2019年の国際交流基金の資料によると、ベトナムで第一外国語として日本語教育を取り入れている中学校は65校、高校32校となっています。これは増加傾向にあり、ベトナムの中学・高校の日本語クラス数はますます増えています。


筆者は2017年から2018年まで国際交流基金の日本語パートナーズとしてハノイの中学校・高校に派遣されてベトナム人日本語教師と一緒に教室に入り、生徒達と交流し日本文化を伝え、ベトナム人日本語教師が日本語を教えるサポートをしました。任期終了後にハノイにもどった筆者は、日本語センターで日本語を教えながら、時々、日本語パートナーズが派遣されていない中学校の日本語クラスへ出向いて会話練習授業の手伝いをするなど、現地の中学校側としては「日本語パートナーズに来て欲しいんだけど、まだ来てくれない」という事情から、そのような中学校の日本語授業へ行く事があります。これはますます日本語パートナーズの派遣を必要とする学校が増えているという事です。

2020年~2021年度の日本語パートナーズベトナム7期の派遣は新型コロナウイルス拡大の影響で中止となり、とても残念です。日本語クラスを持つ学校はとても困っています。今後もベトナムは日本語パートナーズを求めていますから、派遣人数を増やして事業を継続して欲しいですね。

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Profile

著者プロフィール
ヨシヒロミウラ

日本語教師。北海道江別市出身。2017年に国際交流基金日本語パートナーズとしてハノイに派遣され、すっかりベトナムが好きになり、そして定住。個人ブログ「ベトナムの日本人」と北海道江別市の情報ブログ「江別市民ブロガーズ」も運営。えべつ観光特使として北海道江別市の納豆をベトナムへ輸出のコーディネイト。ベトナムと北海道を江別市から繋げています。Twitter:@VietnamNihonjin

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