
Fair Dinkum フェアディンカム・オーストラリア
【WBC】オーストラリアが快進撃!最難関の日本戦で勝機はあるか?
野球の世界大会「WBC(WORLD BASEBALL CLASSIC™)」でオーストラリアが、初戦の台湾戦に続き、第二戦目のチェコ戦にも勝利し、現在、日本と並ぶ2勝0敗でプールC(会場:東京ドーム)のトップを走っている。
そして、いよいよ本日(3月8日)直接対決を迎える。
オーストラリア代表チームのここまでの2戦の結果は以下の通り。
3月5日 オーストラリア 3 -0 台湾
5回裏に7番パーキンスが右中間へ先制2ランを放ち、7回にはMLB全米ドラ一の有望株・1番バザーナのソロホームランで突き放した。先発のウェルズ、オラフリン、ケネディの3左腕で台湾を完封勝利したのは、オーストラリアにとって大きな自信になったことだろう。
3月6日 オーストラリア 5 -1 チェコ
先発ヘンドリクソンの制球がまだ定まらない中、2回裏にチェコが犠打で先制。しかし、直後の3回表の2死1、2塁から2番ミードが3ランを放ち、すぐさま逆転。その後は両軍共に投手リレーで追加点を許さない展開だったが、9回表にフルカウントまで追い込まれた4番ホールがソロホームランで1点追加。後続もヒットで続き、さらに1点を追加してそのまま勝利。
オーストラリア勝利の鍵となるのはホームラン
前回のコラムで注目選手として紹介したバザーナとホールの2選手が揃ってホームランを放つなど、オーストラリアはここまですべての得点がホームランによるものとなっている。
今大会では4番DHとしてスタメン出場しているアレックス・ホールは、2023年の前回大会でも高橋(宏)投手からホームランを打ち、これがオーストラリア唯一の得点でもあった。
今大会で2番をはり、チェコ戦でも劇的な逆転3ランを放ったカーティス・ミードは、2023年にMLBタンパベイ・レイズでメジャーデビューし、現在は、シカゴ・ホワイトソックスに所属するオーストラリア代表チーム唯一の現役メジャーリーガーだ。
オーストラリアの選手は、少しでも甘い球は見逃さずにスタンドへ放り込める力がある。
となると、オーストラリアが勝つためには、いかにして日本の投手陣を攻略し、出来る限り走者をためた後にホームランを打てるかが、鍵となりそうだ。
日本はオーストラリアを格下と思って舐めてはいけない。日本球界が一丸となっての代表選手を選定し、初の全プロ選手で臨んだアテネ五輪では、絶対的日本優勢という世界の予想を裏切って、オーストラリアが日本に勝利。オーストラリアが銀メダルを獲得したのだから。
戦力的に勝るチームが必ずしも勝つわけではないというのが、野球というゲームの面白いところ。予選プールでは負けても終わりではないが、ノックアウトステージでは負ければそこで終了だ。両チーム共に予選だからと手を抜くことなく、本気の戦いを期待したい。
▼オーストラリア代表 若手とベテラン融合で狙うは2023年大会超え(MLB.com日本語コラム)
〈了〉

- 平野美紀
6年半暮らしたロンドンからシドニーへ移住。在英時代より雑誌への執筆を開始し、渡豪後は旅行を中心にジャーナリスト/ライターとして各種メディアへの執筆及びラジオやテレビへレポート出演する傍ら、情報サイト「オーストラリア NOW!」 の運営や取材撮影メディアコーディネーターもこなす。豪野生動物関連資格保有。在豪23年目。
Twitter:@mikihirano
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