仕掛人はなんと日本人...グラミー賞「初の海外進出」、ピラミッド前での豪華イベントの「裏側」

日本の国際協力機構(JICA)が大エジプト博物館の建設支援
「日本の国際協力機構(JICA)がGEMの建設支援を行っていた背景もあって、エジプト側も『日本企業に任せたい』という想いが背景にはあった」と、金澤は言う。この開発計画の総投資額は日本円にして約3000億円にも上る。
この広大なエリアのコンテンツとして浮上したのが「グラミー」の海外展開の話だった。2024年11月、「グラミーが世界展開を模索している」という情報をキャッチした金澤は、即座に行動を開始。1週間後には関係者と接触し、翌年2月にはロサンゼルスでグラミーを主催するレコーディング・アカデミーのCEOや幹部と直接面談した。音楽文化への敬意と、ピラミッド前という圧倒的なロケーションの価値を共有したグラミー側が事業計画に賛同し、半年後の10月には契約締結に至っている。
金澤は大学卒業後、システムエンジニア(SE)から不動産ビジネスに転向し、不動産事業家としての頭角を現す。現在では年間700億円規模の不動産投資を行う企業を率いる。不動産業界関係者によれば、「日本の不動産業界においては『レジェンド』として知られている人物だ」という。
金澤に話を聞くと、「ビジネス哲学の中核をなすのは『圧倒的なスピード』と『決断力』、そして『有言実行』だ。『Time is Money』と常に考え、普通なら数カ月かける決断をその場で行う」という。「エジプトの土地開発もレコーディング・アカデミーとの契約も、他者が躊躇している間に自ら現地へ飛び、トップと直談判して即決したことが成功の鍵だった」
さらに金澤は、「とにかく負けず嫌いだ。少し前に、チャリティオークションで大谷翔平のバットを競り落とせなかった時、悔しさのあまり次はいつか球団の共同オーナーになって、サインを100本でも書いてもらえる立場になると心に誓ったくらいだ」と笑う。そんな金澤をよく知る仲間も、「金澤さんは本物のサムライだ!」と話してくれた。
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