「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プーチンに、米共和党幹部やMAGA派にも対ロ強硬論が台頭
MAGA Divided as Trump Turns on Putin
トランプは自分が大統領に就任すれば「24時間以内に」戦争を終わらせると豪語していたが、就任から4カ月が経過した現在もロシアは停戦交渉を事実上拒否したまま。19日にプーチンと電話会談をした後、トランプはプーチンが実は戦争を終わらせるつもりがないのかもしれないと述べ、「私のことを体よくあしらっている」可能性もあると示唆した。
トランプはゼレンスキーのことも批判した。「彼のような話し方は国のためにならない」「彼の口から出る全ての言葉が問題を引き起こす」と主張した。
ロシアがウクライナの首都キーウに大規模な攻撃を行ったことを受けて、共和党幹部らもプーチンへの圧力を強めるようトランプに求め始めた。
アイオワ州選出のチャック・グラスリー上院議員は26日にX(旧ツイッター)への投稿で、「プーチンが罪のない人々を殺すのは、もうたくさんだ」「トランプ大統領は行動を起こすべきだ。せめて制裁を」と呼びかけた。