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ウクライナ情勢

「15日にトルコで待っている」ゼレンスキー大統領がプーチン大統領に直接対話をXで呼びかける

2025年5月12日(月)09時37分

プーチン氏、「最後通告」受け入れず

ウクライナと英、仏、独、ポーランドの首脳は10日、12日から無条件の30日の停戦で合意し、トランプ米大統領も同意した。ロシアに対し、停戦に違反すれば「大規模な」追加制裁を科すと警告した。

プーチン氏は西欧諸国とウクライナが12日からの停戦を求める形で「最後通告」を突きつけようとしているとして反発。ロシア外務省は、停戦協議に先立ち、紛争の根本原因について話し合う必要があると主張した。


 

ロシアは12日からの停戦にコミットしていないものの、ゼレンスキー氏はウクライナ側の停戦計画はなお有効だとし、「われわれは外交に必要な土台を提供するため、あすから始まる完全かつ永続的な停戦を待ち望んでいる」とXに投稿した。

夜の演説では、依然としてロシア側からの回答を待っているとした上で、同国が停戦を守らなければウクライナ軍も同様の対応をすると述べた。

プーチン氏は11日、8日に発効した3日間の停戦期間中に、ウクライナが空中ドローン524機、海上ドローン45機、多数の西側諸国のミサイルでロシアを攻撃し、ロシアはロシア領内への5回の攻撃を撃退したと述べた。



[ロイター]


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