最新記事
DOGE

イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身のテック人材が流出、連名で抗議の辞職

More Than 20 Staffers Quit Musk's DOGE, Rebuke Trump Admin Government Cuts

2025年2月26日(水)17時19分
ゲイブ・ウイスナント、ヘスス・メサ
ステージにチェーンソーを持ち出し大量解雇をアピールするマスク

保守派の一大イベントCPACでチェーンソーを持ち出し大量解雇をアピールするマスク(2月20日、メリーランド州ナショナルハーバー)REUTERS/Nathan Howard

<連邦政府職員を大量解雇するイーロン・マスクの強引なやり方に反発したDOGEのハイテク人材21人が辞表を提出>

イーロン・マスクが率いる政府効率化局(DOGE)の職員21人が、1月25日に辞職した。その理由は「重要な公共サービスを解体」するために「自分の技術的な専門知識を使うことを拒否する」ためだった。

連邦政府職員数千人の解雇や契約解除を含むDOGEのミッションに対する懸念を辞職という形で表明した職員の多くは、グーグルやアマゾンといった大手テック企業の出身で、技術を公共のために役立てたいという理由から政府職員になった人々だ。

それがトランプのアドバイザーとして飛ぶ鳥を落とす勢いの大富豪マスクに反旗を翻したことになる。

マスクが率いるDOGEは、支出削減のためという理由で、連邦政府の人員削減と契約再編を積極的に進めている。だが、経費削減の主張は誇張されすぎており、予算削減の多くが改善どころか非効率を生み出しているという批判も上がっている。

ハイテク主導で連邦政府を再編しようとしたDOGEのエンジニア、データサイエンティスト、プロダクトマネージャーがこぞって辞職したことで、マスクとトランプの取り組みは一時的に後退することになる。

併行して、何千人もの政府職員を解雇し、退職を迫る試みを中止または撤回させる法廷闘争が何件も進行している。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トランプ氏、FRB次期議長の承認に自信 民主党の支

ワールド

エプスタイン文書追加公開、ラトニック・ウォーシュ両

ワールド

再送-米ミネソタ州での移民取り締まり、停止申し立て

ワールド

移民取り締まり抗議デモ、米連邦政府は原則不介入へ=
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 4
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「着てない妻」をSNSに...ベッカム長男の豪遊投稿に…
  • 7
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中