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ブラジル前大統領の刑期短縮法案、上院も可決 ルラ氏の対応焦点

2025年12月18日(木)13時19分

12月17日、ブラジル議会上院は、クーデター計画などの罪で服役しているボルソナロ前大統領の刑期を大幅に短縮する法案を賛成48、反対25で可決した。上院で撮影。(2025年 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 17日 ロイター] - ブラジル議会上院は17日、クーデター計画などの罪で服役しているボルソナロ前大統領の刑期を大幅に短縮する法案を賛成48、反対25で可決した。法案は先週、下院を通過しており、ルラ大統領に今後送られる。ただ、ルラ氏と最高裁が受け入れない可能性がある。

法案は、禁錮27年というボルソナロ氏の刑期を2年強に短縮できるようにする内容。ルラ氏は法案に署名するか拒否権を発動するかについてまだ表明しておらず、これまでに法案が「手元に届く」のを待って決めるとの考えを示していた。

法案は他に、ボルソナロ氏が大統領選で敗れた後の2023年1月、同氏支持者らが大統領府や最高裁、議会を襲撃した事件に関与した受刑者らの刑を軽減する内容も含まれている。

ロイター
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