フィリピンのドゥテルテ副大統領、マルコスJr.大統領「殺害」指令の衝撃と波紋
サラ・ドゥテルテは最近、マルコス家が1983年に反体制指導者のベニグノ・アキノ上院議員をマニラ空港で暗殺したと非難した。この暗殺事件がマルコス独裁政権への人々の怒りに火を付け、それがピープルパワー革命につながっていった。
ピープルパワー革命の記憶は、多くのフィリピン国民にとって神聖なものであり、体制変革の象徴でもある。ドゥテルテ陣営がこの歴史を前面に押し出し始めたことは、マルコス家とドゥテルテ家の戦いが今後、より熾烈な段階に移行することを意味している。
アマゾンに飛びます
2025年12月23日号(12月16日発売)は「教養としてのBL入門」特集。実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気の歴史と背景をひもとく/日米「男同士の愛」比較/権力と戦う中華BL/まずは入門10作品
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





