最新記事
中東情勢

イギリス軍、イランのイスラエル攻撃で事態悪化阻止へ一翼担う

2024年10月2日(水)12時26分
英国のヒーリー国防相

英国のヒーリー国防相は10月1日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃を受けたさらなる事態悪化を防ぐために英軍が役割を果たしたと明らかにした。スターマー首相(写真)は先に、イスラエルの安全保障に対する「揺るぎないコミットメント」を表明していた。9月25日、国連で代表撮影(2024年 ロイター)

英国のヒーリー国防相は1日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃を受けたさらなる事態悪化を防ぐために英軍が役割を果たしたと明らかにした。

スターマー首相は先に、イスラエルの安全保障に対する「揺るぎないコミットメント」を表明していた。


 

イランは1日、レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃として、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表。イスラエルは敵に対して「痛みを伴う対応」を警告した。

スターマー氏はイスラエルの防衛を支援するために英軍を動員する用意があるかとの質問に、イスラエルには自衛権があり、「関連する最新情報は適時提供される」と答えていた。

その後、ヒーリー氏は「英軍は今夜、中東でのさらなるエスカレーションを防ぐ試みの一翼を担った」とXに投稿。軍関係者に謝意を示した。詳細には言及しなかった。

国防省は英軍がどのように関与したかに関するロイターのコメント要請に応じていない。

英首相府報道官によると、スターマー氏は1日午後、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。緊張が高まる中東情勢について協議した。

スターマー氏は首脳会談中に始まったイランの攻撃を「最も強い言葉」で非難したという。

スターマー氏は記者団に「容認できない。われわれはイスラエルと共にあり、この攻撃に対するイスラエルの自衛権を認める。イランは攻撃を止めなければならない」と語った。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 トランプのイラン攻撃
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月10号(3月3日発売)は「トランプのイラン攻撃」特集。核・ミサイル開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。アメリカとイランの全面戦争は始まるのか?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米経済活動、7地区で緩やかな拡大 見通しは全体に楽

ワールド

イラン、CIAに停戦協議打診か イスラエルは米に説

ワールド

ハメネイ師息子モジタバ師、後継有力候補との情報 米

ビジネス

プーチン氏、欧州向けガス供給の即時停止の可能性を示
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 7
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウク…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中