最新記事
航空

噓でしょ!? 離陸直前にパイロットが「まさかの逮捕」...手錠をされ、飛行機から降ろされる映像が話題に

Frontier Airlines Pilot Arrested Moments Before Takeoff

2024年8月6日(火)16時47分
フリン・ニコルズ
フロンティア航空のエアバスA320ジェット

Ceri Breeze-shutterstock

<後ろ手に手錠をかけられ、背中を丸めながらタラップを降りていくパイロット──逮捕動画で話題の米格安航空会社「フロンティア航空」は、先週には「迷惑客」動画でもバズっている>

アメリカの格安航空会社「フロンティア航空」のパイロットが、テキサス州ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港を離陸する直前に逮捕された。この影響で、同便は欠航となった。

【動画】離陸直前にパイロットが「まさかの逮捕」...手錠をされ、飛行機から降ろされる姿

逮捕されたパイロットは45歳のシーモア・ウォーカーだ。警察によると、家族への暴行容疑でノース・テキサスで指名手配されていたという。

ソーシャルメディアでは逮捕時の様子を映した動画が拡散。動画にはパイロットが手錠をかけられ、数人の警察官に連行されて飛行機を降りてくる姿が映っている。ウォーカーはタラップを降り、警察車両へと連れていかれた。

X(旧ツイッター)ユーザーの@aviationbrkが8月3日に投稿したこの動画の再生回数は57万回を超えている。

地元テレビ局「NBC5ダラス・フォートワース」の報道によれば、ダラス・フォートワース国際空港保安部が令状を発行し、現地時間8月1日の午後に逮捕に踏み切ったという。ウォーカーは身柄を拘束されたあと、保釈金を払って釈放された。

フロンティア航空の広報担当者は8月3日、CBSニュースに対する声明でこの事実を認めた。

「フロンティア航空は、2024年8月1日にヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(IAH)において、自社乗務員が地元警察当局に身柄を拘束されたことを確認いたしました」

「この件が発生したのは、IAH発ダラス・フォートワース国際空港(DFW)行き3195便の搭乗が始まる前です」と声明は続く。

「代わりの乗務員をただちに確保できなかったため、同便は欠航となりました。ご迷惑をおかけした乗客の皆さまには、全額払い戻しかクレジット、同日夕方以降の利用可能便への振り替えをご用意いたしました」

フロンティア航空によれば、搭乗予定だった乗客には、100ドル分のフライトバウチャー、ならびに「必要に応じて」1泊分の宿泊先が提供された。

一方、7月30日にはフロンティア航空に関連する別の動画もソーシャルメディアで拡散した。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米7月雇用7.3万人増、予想以上に伸び鈍化 過去2

ワールド

ロシア、北朝鮮にドローン技術移転 製造も支援=ウク

ビジネス

米6月建設支出、前月比0.4%減 一戸建て住宅への

ビジネス

米シェブロン、4─6月期利益が予想上回る 生産量増
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 3
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿がSNSで話題に、母親は嫌がる娘を「無視」して強行
  • 4
    カムチャツカも東日本もスマトラ島沖も──史上最大級…
  • 5
    【クイズ】2010~20年にかけて、キリスト教徒が「多…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    これはセクハラか、メンタルヘルス問題か?...米ヒー…
  • 8
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    ニューヨークで「レジオネラ症」の感染が拡大...症状…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 3
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経験豊富なガイドの対応を捉えた映像が話題
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 6
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 7
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 8
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 9
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 10
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 5
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中