最新記事
ネットで話題

ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

Las Vegas 'Aliens' Video: What We Know

2024年6月4日(火)13時00分
トム・ノートン

専門家の見解

事件現場に詳しい専門家のロダーは、ジム・クアークのポッドキャスト番組「Extraterrestrial Reality」に出演。昨年、この動画が話題になって以来、詳しく調べていた遭遇映像を再検証した。

ロダーは映像の内容から判断して、この生き物が何らかのテクノロジーを使って自分の姿を隠していたと解説する。さらに、何かが「カメラの映像撮影能力に干渉している」とした上で、この映像に加工などはなく、2体の生き物が映っていると指摘した。

本誌はロダーの広報担当者を通じて電子メールでコメントを求めている。

ロダーは南アフリカの義足ランナー、オスカー・ピトリウスが殺人罪に問われた2014年の裁判などにかかわった実績を持つ専門家。今回の映像をめぐり、2体の「生き物」は単純な光の影響だとする反論が寄せられたことから、自身の出した結論を公表してほかの人たちに検証してもらいたいと思ったという。

「私はあらゆる殺人事件捜査に当てはめるのと同じ原則を当てはめた。証拠の完全性を検証してほしい」とロダーは言う。「『だがあの影は、これかあれかもしれないし、別のものかもしれない。いやいや、そんなはずはない』などと言って反証する人が出てくるだろう」

「私はこれを公表したい。我々がやってきたことを何もかも。同業者に検証してもらうために公表する。OK? 大学で写真を専攻した人、私のように動画解析の資格を持つエキスパート、動画解析や動画編集、写真、映画制作、コンピューターアニメーションなどの分野で大学院卒以上の高等教育を受けた人などに挑戦してほしい」

「私がユーチューブチャンネルに投稿した動画を見て、ジムと私が今日語る内容を参照してほしい。私は自分の分野のプロフェッショナルの見解に進んで耳を傾け、その内容を公表したい」とロダーは話している。

(翻訳:鈴木聖子)

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、関税収入で所得税撤廃も

ビジネス

伊銀モンテ・パスキの同業買収、当局が捜査=関係者

ビジネス

欧州委、ブラックロックとMSCのスペイン港湾権益買

ビジネス

午前の日経平均は小反落、手掛かり難で方向感乏しい
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 5
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 6
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 7
    「攻めの一着すぎ?」 国歌パフォーマンスの「強めコ…
  • 8
    がん患者の歯のX線画像に映った「真っ黒な空洞」...…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    7歳の娘の「スマホの検索履歴」で見つかった「衝撃の…
  • 1
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 2
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 3
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 4
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 5
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 6
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 7
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 10
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中