最新記事
アメリカ

高校生チアリーダーのダンスに「ご満悦」の米トランプ前大統領...一緒に「ノリノリ」で踊るシーンが話題

Donald Trump Dances With Cheerleaders During Super Bowl Celebrations

2024年2月17日(土)15時24分
ベンジャミン・リンチ
ダンスをするトランプ前大統領

過去にもダンスを披露したことが…(2023年10月) Jonathan Ernst-Reuters

<ゴルフ場のステージで、地元高校のチアリーダーとバンドのパフォーマンスを楽しむトランプ前大統領の様子が公開された>

ドナルド・トランプ前米大統領が、NFLの年間王者決定戦「スーパーボウル」の前にチアリーダーと一緒に踊る動画が話題となっている。チアリーダーたちは、ステージの上に立つトランプの目の前でダンスを披露するのだが、トランプも彼女たちの動きに合わせてちょっとしたダンスを披露している様子を見ることができる。

■【動画】米トランプ前大統領、チアリーダーたちと一緒に「ノリノリ」...ダンスを披露した映像シーン

トランプの広報副部長マーゴ・マーティンが2月11日にXに投稿した動画には、チアリーダーのダンスを鑑賞していたトランプが、地元の高校生バンドの演奏に合わせて少しだけ踊る様子が映っている。動画はフロリダのトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブで撮影されたものだという。

動画に対する反応はさまざまで、一部のユーザーは楽しんだようだ。「トランプの動きが好き」「一緒に踊っているのがいいね」「素晴らしい! 音楽に合わせてダンスしている」といったコメントもある。

好意的でない意見もある。あるユーザーは「(ダース・ベーダーの)『帝国のマーチ』が演奏されれば、もっと盛り上がっただろう」とジョークを投稿した。別のユーザーは「意味不明」と書き込んだ。

トランプはこの動画の投稿に先立ち、超人気歌手テイラー・スウィフトと彼女のボーイフレンドでNFLのトラビス・ケルシー選手について投稿していた。ケルシーが所属するカンザスシティ・チーフスは、11日に行われたスーパーボウルで延長戦の末に25対22でサンフランシスコ49ersに勝利した。

スウィフトがバイデンを支持することは「あり得ない」

トランプは自身が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」で、大統領就任中にスウィフトを助けたと語り、彼女がジョー・バイデン大統領を支持することは「あり得ない」と述べた。さらに、「私は彼女のボーイフレンドのトラビスが好きだ。彼はリベラル派で、私に我慢ならないかもしれないが!」と投稿した。

トランプはこうも述べている。「私はテイラー・スウィフトをはじめとするすべての音楽アーティストのために音楽近代化法に署名した。ジョー・バイデンはテイラーのために何もしなかったし、これからもしないだろう」

スウィフトは今のところ、2024年の大統領選で誰を支持するかは表明していないが、同法が施行された後の2020年の選挙ではバイデンを支持した。

2018年にトランプが署名した音楽近代化法は、音楽配信サービスに対処するための著作権法の整備を可能にした。だが、この法律の立役者である弁護士のディーナ・ラポルトは2月11日、バラエティ誌に対し、同法に署名してスウィフトを助けたというトランプの考え方は、スウィフトにしてみれば「滑稽」だと述べた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

日中双方と協力可能、バランス取る必要=米国務長官

ビジネス

マスク氏のテスラ巨額報酬復活、デラウェア州最高裁が

ワールド

米、シリアでIS拠点に大規模空爆 米兵士殺害に報復

ワールド

エプスタイン文書公開、クリントン元大統領の写真など
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    懲役10年も覚悟?「中国BL」の裏にある「検閲との戦い」...ドラマ化に漕ぎ着けるための「2つの秘策」とは?
  • 2
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリーズが直面した「思いがけない批判」とは?
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 6
    70%の大学生が「孤独」、問題は高齢者より深刻...物…
  • 7
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 8
    中国最強空母「福建」の台湾海峡通過は、第一列島線…
  • 9
    ロシア、北朝鮮兵への報酬「不払い」疑惑...金正恩が…
  • 10
    ウクライナ軍ドローン、クリミアのロシア空軍基地に…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 10
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 8
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中