米共和党員の45%「トランプ氏が有罪なら大統領選で投票せず」=アンケート調査

ロイター/イプソス調査によると、米共和党員の約半数が、トランプ前大統領が重罪で有罪判決を受けた場合は同氏に投票しないと回答した。7月29日撮影(2023年 ロイター/Lindsay DeDario/File Photo)
ロイター/イプソス調査によると、米共和党員の約半数が、トランプ前大統領が重罪で有罪判決を受けた場合は同氏に投票しないと回答した。
調査は2─3日に実施。もしトランプ氏が「重罪で有罪判決を受けた場合、来年の大統領選でトランプ氏に投票するか」を尋ねた。
共和党員の45%が「投票しない」と回答。「投票する」との回答35%を上回った。残りは「わからない」と答えた。
もしトランプ氏が「服役中」の場合に投票するかという質問には、共和党員の52%が「投票しない」と回答。「投票する」と答えた28%を上回った。
今回の世論調査では、起訴は政治的迫害だとするトランプ氏の主張に共和党員が広く共感していることが示された。
共和党員の75%が、トランプ氏の起訴は「政治的動機によるもの」との意見に同意した。反対は20%、残りは「わからない」と答えた。
共和党員の66%は、トランプ氏の3度目の起訴状にある「選挙詐欺を勧誘した」という告発を「信じられない」とした。29%が「信じられる」と答え、残りは「わからない」と答えた。
ロイター/イプソスの世論調査は全米の成人1005人からオンラインで回答を集めた。誤差は約4%ポイント。
2020年大統領選の結果を覆そうとしたとして起訴されたトランプ前大統領は3日、首都ワシントンの連邦地裁に出廷する。
