最新記事
米社会

「気持ちわる!」 学校集会で、生徒と教師が卑猥なゲーム...下品すぎる内容に保護者が怒り

Teacher-Student Licking Game at School Sparks Outrage: 'Disgusting'

2023年4月21日(金)18時23分
ハレダ・ラーマン
学校の集会(イメージ画像)

写真はイメージです Michael Chamberlin/SHUTTERSTOCK

<アメリカの中学校で行われたゲームの様子が動画で拡散されると、性的なうえに不衛生だとして保護者らから批判が殺到した>

米ワシントン州にある中学校での集会で行われた「余興」が、猛烈な批判を受けている。これは生徒と職員が透明なアクリル板を挟んで向かい合い、板についたクリームを両側から「早なめ競争」するという内容。ゲームの様子を撮影した動画が拡散されると、保護者たち(および動画を見たネットユーザーたち)から「性的だ」「汚い」と、怒りの声が上がった。

■【動画】生徒たちの「気持ち悪い」という叫び声も...不適切すぎた「早なめ競争」の様子

地元テレビ局KNDUによれば、このゲームは3月、ワシントン州ケネウィックにあるデザート・ヒルズ中学校(DHMS)の集会で行われたものだ。生徒が撮影した動画には、生徒と教師が透明アクリル板の両面に塗られたクリームを同時になめ取る様子が映っていた。

動画内でも、生徒たちが「気持ち悪い」「吐きそう」「何これ」「ヤバい」などと叫んでいる声が聞こえる。

この学校に通う生徒の母親であるメーガン・サーは4月12日、この動画を自身のフェイスブックページに投稿し、1200以上のコメントを集めた。サーは投稿の中で、「恥を知れ!!!」と怒りをあらわにしている。さらにサーはFOXニュースの取材に対し、「私たちが子どもを学校に通わせているのは、大人の性的行為にさらすためではない」と語った。

動画を見た多くの人々も憤慨し、ある人物はサーの投稿に、「信じられないほど不適切」なゲームだとコメントしている。ほかにも、「最低。完全に不適切。恥ずべきことだ」「とても不快で、とても多くの点で間違っている。しかも、特にパンデミック後であることを考えると、間違いなく不衛生だ」と書いている。

さらに別の人物は、「彼らの判断力のなさに当惑している。学校の集会に適したゲームを選べないなんて」とコメント。別の人物も、「気が遠くなるような動画だ。これでいいのか、と疑問を呈した大人は一人もいなかったのだろうか。これが、『楽しいゲーム』を通じて、適切な教師と生徒の行動を示したいということなのか?」とした。

ゲームは生徒が発案したものだった

一方、このゲームを考えたのは生徒だと主張し、学校を擁護する声も上がった。

あるコメントは、「娘がこの学校に通っているので、ここで何が起きたかを知っている」と前置きしたうえで、「子どもたちがこのゲームを考えた。誰も強制されておらず、皆が楽しいものにしたいと思っていた。最低なものにする意図はなかった。子どもたちがやりたくなければ、やらなくてもよかった。職員に責任はない」と説明している。

BAT
「より良い明日」の実現に向けて、スモークレスな世界の構築を共に
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

金正恩氏が列車で北京へ出発、3日に式典出席 韓国メ

ワールド

欧州委員長搭乗機でGPS使えず、ロシアの電波妨害か

ワールド

ガザ市で一段と戦車進める、イスラエル軍 空爆や砲撃

ワールド

ウクライナ元国会議長殺害、ロシアが関与と警察長官 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 2
    世界でも珍しい「日本の水泳授業」、消滅の危機にあるがなくさないでほしい
  • 3
    映画『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』が世界的ヒット その背景にあるものは?
  • 4
    上から下まで何も隠さず、全身「横から丸見え」...シ…
  • 5
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 6
    BAT新型加熱式たばこ「glo Hilo」シリーズ全国展開へ…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    就寝中に体の上を這い回る「危険生物」に気付いた女…
  • 9
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動…
  • 10
    シャーロット王女とルイ王子の「きょうだい愛」の瞬…
  • 1
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 2
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 3
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 4
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 5
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 6
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 7
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 8
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 9
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 10
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中