最新記事

ボディ

透けるドレスを着て男たちに笑われた女優が反撃

Florence Pugh Asks Male Trollers To Leave Her Breasts Alone

2022年7月12日(火)18時24分
ヤスミン・ティンワラ

最前列でヴァレンティノのショーを見るピュー(右) ET/YouTube

<キラ星のようなセレブたちの1人としてヴァレンティノのショーに出たフローレンス・ピューに一部の男たちが浴びせた心ないコメントとは>

イギリス人女優のフローレンス・ピューは、自身の胸のサイズについて心ない書き込みをし、コメント欄を荒らした男性たちに対して、インスタグラムで反撃した。

ピューは7月8日、ローマで開かれたヴァレンティノの2022年秋冬オートクチュールのランウェイ・ショーに出席した際に、ピンクのシースルードレスを着用していたが、乳首が透けて見えるデザインだった。

ピュー以外にも、アン・ハサウェイ、アシュリー・パーク、アリアナ・デボーズ、そして米ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターなど、この日のショーにはそうそうたるスターが顔をそろえたと、ゴシップサイトの「ジャスト・ジャレッド」は伝えている。

「厳密に言えば隠れているよね?」と、インスタでドレス姿の写真をシェアしたピューは書いた。目が覚めるようなドレス姿にファンたちは大いに湧いたが、一部には、ピューの胸のサイズについて中傷する者もいた。

「厳密に言えばきみは真っ平らだ」と、あるユーザーは答えた。他のユーザーたちも「まるで男の乳首だ」とか、「ちょっと小さいな。よく見ないとわからないくらいだ」などとコメントした。

これらに対してピューは、痛快な反撃をした。「なぜあなたたちはそんなに胸が怖いの?」

正体はバレている

この投稿の冒頭で、ピューは自分が着たドレスが賛否両論を巻き起こすことはわかっていたし、それで不安を覚えることもなかったと記している。さらにピューは、女性の体について攻撃的な言動をする際に一部の男性が見せる、恥知らずな態度を批判した。

「興味深いのは、男たちが女性の体を簡単に全否定してしまえること。大っぴらに、誇らしげに、みんなに見えるように、やっている。プロフィール欄に役職名や仕事用のメアドがっても、そういうコメントがよく書けるわよね...?」

女性の体がソーシャルメディアでひどい批判にさらされるのは、これが最初でもなければ最後でもないとしながらも、あまりに「下卑た」コメントには懸念を覚えたとピューは語った。

「さいわいなことに私は、私を私らしくしてくれる体のあらゆる部分を受け入れている。14歳の時は見ることさえ耐えられなかった自分の『欠点』も、今は何の不満もない。それをあなたたちは、私の『小さなおっぱい』を見てどれだけ失望したかとか、こんなに『胸がぺったんこ』なことを私は恥じるべきだとか、攻撃してきた」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国輸出、5月は前年比-1.3% 米中向けが大幅に

ワールド

米の鉄鋼関税引き上げ、EUが批判 「報復の用意」

ワールド

ガザ停戦案、ハマスは修正要求 米特使「受け入れられ

ワールド

米国防長官、「中国の脅威」警告 アジア同盟国に国防
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 4
    「ホットヨガ」は本当に健康的なのか?...医師らが語…
  • 5
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 6
    ペットの居場所に服を置いたら「黄色い点々」がびっ…
  • 7
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 8
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 9
    メーガン妃は「お辞儀」したのか?...シャーロット王…
  • 10
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が知らないアメリカの死刑、リアルな一部始終
  • 3
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシストの特徴...その見分け方とは?
  • 4
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 6
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「金の産出量」が多い国は?
  • 10
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 10
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中