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ウクライナ、東部ルガンスク住民に避難呼び掛け「避難ルート寸断される恐れ」

2022年4月7日(木)07時16分
ウクライナで攻撃された建物に横に立つ男性

ウクライナ東部ルガンスク州の当局者は、ロシアが避難ルートを寸断する恐れがあるとして「安全なうちに」脱出するよう住民に呼び掛けた。写真は同州Sievierodonetskで、攻撃された建物と横に立つ男性。3月21日撮影(2022年 ロイター/Oleksii Kovalov)

ウクライナ東部ルガンスク州の当局者は6日、ロシアが避難ルートを寸断する恐れがあるとして「安全なうちに」脱出するよう住民に呼び掛けた。

ウクライナはロシア軍が部隊を再編し、ルガンスクを含むドンバス地方での新たな攻勢に備えているとの見方を示している。

ベレシチューク・ウクライナ副首相は、6日中に11の人道回廊を確保することを目指していると明らかにした。

ルガンスク州のガイダイ知事は「ロシアが(避難のための)集合場所への移動を許可すれば、われわれは全員を脱出させるつもりだ。ロシアは常に停戦を守るわけではない」とテレグラムに投稿した。

「全住民は安全なうちに避難してほしい。バスと電車があるこの機会を利用してほしい」と呼び掛けた。

またビデオ演説で、ロシア軍はルガンスク州でウクライナの防衛線を突破できていないが「行く手にあるもの全て」を破壊しており「何があってもやめることはないだろう」と述べた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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