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ウクライナ情勢ウクライナ各地でロシア軍が攻勢 キエフ北部で集合住宅にミサイル
ウクライナの首都キエフ北部で、爆発音が聞こえた。写真はウクライナ国旗。キエフで2月14日撮影(2022年 ロイター/Antonio Bronic)
ロシア軍は18日、ウクライナの首都キエフや西部リビウなどで攻撃を実施、集合住宅にミサイルが着弾し死傷者が出ている。
キエフ北部で18日朝、ロシア軍の砲撃があり、ミサイルが5階建ての集合住宅に着弾。当局によると1人が死亡し4人が負傷した。98人が建物から避難し、12人が救出されたという。
西部リビウの市長によると、空港周辺にミサイル攻撃があり、航空機整備工場が崩壊した。工場は操業しておらず、人的被害はなかったという。また空港は攻撃を受けなかった。
ベレシュチュク副首相は、18日に9ルートの人道回廊で、戦闘が激しい地域から住民を退避させたいとの考えを示した。
一方、ロシアの通信社によると、ロシア国防省は、ロシア軍の援護を受けたウクライナ東部の親ロ派勢力が、マリウポリの「包囲網を狭めている」と説明。マリウポリ中心部で戦闘が続いているとも指摘した。
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