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バイデン「プーチンがウクライナ侵攻決定」 数日中にも開始か

2022年2月19日(土)10時27分
ウクライナ

ウクライナ東部の親ロシア派支配地域での砲撃が2015年以来の激しさとなる中、同地域の住民が18日、ロシアへの避難を開始した。ウクライナで撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

バイデン米大統領は18日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻を決断したと言明した。米情報機関の情報に言及し、「われわれには確信する十分な根拠がある」と述べた。

外交の余地はなお残されているものの、ロシアが「数日中にも」侵攻に踏み切るという認識を示した。さらに、ロシアがウクライナの首都キエフを攻撃の標的にするとも確信していると述べた。

米国防総省の高官は、ウクライナ国境近辺に集結しているロシア軍部隊の40─50%が「攻撃態勢」にあると明らかにした。

米民間企業のマクサー・テクノロジーズは18日、自社の衛星画像を元に、ベラルーシやクリミア、ウクライナ国境に近いロシア西部の複数の場所で軍事活動が活発化していると指摘した。

ベラルーシ北西部にヘリコプターが新たに多数配備されている様子や、ウクライナとの国境から約26キロメートルにあるミラーロヴォ飛行場に戦車や人員輸送車、支援機材などが配備されている様子が写っているという。

住民の大規模避難と自動車爆発

ウクライナ東部の親ロシア派支配地域での砲撃が2015年以来の激しさとなる中、同地域の住民が18日、ロシアへの避難を開始した。親ロシア派支配地域の中心地のドネツク市では自動車が爆発する騒ぎなどがあり、ウクライナは反撃を誘発する挑発行為として非難している。

親ロシア派が実行支配するウクライナ東部の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の指導者はこの日、住民のロシアへの大規模避難を表明。「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシーリン氏は根拠を示さず、ウクライナがドネツクとルガンスクに対する攻撃を準備しているとして非難した。

住民の大規模非難計画が発表された数時間後、ドネツク州の州都ドネツク市の中心部で、政府機関が入る建物のそばで自動車が爆発。親ロシア派当局者は爆発時に車内に誰もいなかったとしており、負傷者は出ていないもよう。ロシアのメディアは、爆発した車両は親ロシア派当局者が所有するものだったと報じている。

ドネツクとルガンスクの住民の多くはロシア語を話し、多くがすでにロシア市民権を取得。ロシアのプーチン大統領は、住民のロシア国内への避難を調整するために非常事態相をロストフに派遣した。大規模避難計画が発表されてから数時間後に、ドネツクからバス輸送による避難が始まった。親ロシア派当局者は約70万人がロシアに避難するとしている。

18日夕方時点で、ドネツクでパニックなどの混乱は見られていない。

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