最新記事

動物

栄養失調で石を食べ、歯まで失った犬がラスベガスで見つかる

2022年2月18日(金)17時45分
若道いつき
痩せた犬

(写真はイメージです) xiao zhou-iStock

<体重はかつての半分に...>

今月3日、米ラスベガスの廃材置き場で骨と皮ばかりのピットブルミックスが発見された。この犬は非営利団体ベガス・ペット・レスキュー・プロジェクト(VPRP)に保護され、「アナキン」と命名された。

アナキンは1カ月ほど廃品置き場をふらつき、発見されたときにはほとんど歩くことができず、人間におびえている様子だった。翌4日、VPRPがフェイスブックに投稿したところによると、ひどい下痢状態にあったという。

空腹を満たすために石を食べたと見られ、腹は大きく膨れ上がり、X線検査では腸内に無数の石が写し出された。アナキンに歯がないのは、このときに酷使したためだとされる。

同団体が調査したところ、アナキンが以前「ロッキー」という名で、昨年10月にアニマル・ファウンデーションから里親の元へと出されていたことが分かった。当時の体重は30キロほど。今回発見された時点で15キロだったことから、体重が半減していたことが分かる。その里親とは連絡が取れておらず、アナキンが里親の元から逃げたのか、あるいは捨てられたのかは不明だ。

腸閉塞の危険から一時は手術も検討されたが、管理された食事や水分摂取のおかげですべての石を排泄することに成功したと、16日の投稿でVPRPは報告している。

すでに新たな里親も見つかっているという。投稿によれば、この里親は経験豊富な上に、かつて過ごしたシェルターの頃からアナキンのことを知る人物のようだ。体重の増加、下痢や貧血など健康面の改善が確認され次第アナキンは動物病院を退院し、新たな生活へと移行する。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

アングル:中国軍機レーダー照射、日中に新たな波紋 

ビジネス

日経平均は小反発、材料難で方向感出ず SBGの下げ

ビジネス

国債先物は続落、長期金利18年半ぶり1.965% 

ワールド

日本、ベトナム原発プロジェクトから撤退 期限短いた
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 2
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 3
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...かつて偶然、撮影されていた「緊張の瞬間」
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
  • 6
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 7
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 8
    『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカ…
  • 9
    仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、…
  • 10
    ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パート…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 6
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 9
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 10
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中