部屋を「片付けなさい」はNG 子供の自己肯定感を伸ばす、正しい「声かけ」の方法
子どもの成長段階によって、友達とうまくやったり、物事に対する粘り強さや気持ちのコントロールが難しかったりすることもあるだろう。「達成力」「仲間力」「感情力」はそのどれか一つで成立するものではなく、全部が少しずつ混ざり合って自己肯定感になっていく。「達成力がついてきたら、仲間力も上がった」なんてこともあり得る。
また、感情力があれば、ネガティブな心をポジティブにすることができる。それ以前に、達成力と仲間力があれば、ネガティブな状況が訪れにくくなる。このように、3つの力は混ざり合っていることが多いのだ。
これらの力はすぐに身につくものではない。急な変化は、すぐ元に戻ってしまう。しかし、じっくり時間をかけて変化したことは、習慣として、子どもの中に残りやすい。ポジティブな声かけが次第に子どもの心を強くしていく。
習慣化したいことも、そうでないことも「20秒」がポイント
では、具体的にどのように自己肯定感を育てていくのか。「達成力」から見てみよう。
たとえば、片付けの苦手な子どもに対して、片付けの習慣をつけさせたいとする。部屋が散らかっていることで、ストレスが溜まるだけでなく、物事を達成する気力は大きく落ちてしまう。そうしたときに、「片付けなさい」と言っていないだろうか。このときに、かけたい言葉は「一緒に片付けよう」である。
子どもが片付けができない理由は、面倒くさいということもあるが、「片付けの仕方がよくわからない」のかもしれない。やらないのではなく、途方に暮れている状態の可能性があるのだ。とくに小さいうちは一緒にやってあげる必要がある。そして、少しずつ、親の手から離れるように意識することも大切だ。
ハーバード大学の元研究者、ショーン・エイカーは、物事を長続きさせるコツは、20秒以内で取り組めるようにしておくことだとしている。つまり、習慣にしたいことは、20秒以内に取り組むようにできる環境を整えることが重要なのだ。
たとえば、ピアノの練習を始める前に楽譜をセットしておく、勉強が終わったら次のために必ず鉛筆を削って置いておくという工夫だ。ランニングを習慣にしたい人ならば、玄関に着替えを置いておいて帰ってきたらすぐに走りに行けるようにしておくといったことだ。
逆に、あまり習慣にしたくないことについては、20秒以上かかるようにしておけばいい。
子どものゲームとの付き合い方に悩む親は多いが、これも「ゲームをしたあとは、必ず箱にしまおう」と声をかけるといい。
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