大阪府、19日のコロナ感染719人 先週月曜から113人増加、吉村知事は緊急事態宣言を要請へ

大阪府は19日、新たに719人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。グラフは昨年10月以降の新規陽性者数の推移
大阪府は19日、新たに719人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
6日ぶりに1000人を下回ったものの、先週月曜の12日の603人から113人増加。月曜としては過去最多となり、感染拡大に歯止めがかからない状況だ。
また、大阪府は新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに4人確認されたと発表した。
大阪府では5日から「まん延防止等重点措置」の適用を受けているが、感染拡大に歯止めがかからず、7日には224ある重症病床床の運用率が70%に達している。
危機的な状況を踏まえ、大阪府の吉村知事は「緊急事態宣言の発出を国に要請すべきだと判断した。20日に対策本部会議を開いて正式に決定する」と述べ、国に対して緊急事態宣言の発出を要請することを明らかにした。
テーマパークや大規模商業施設への休業要請など「強い対策を集中して」講じ、人の動きを止める必要があると指摘。また期間については、人の動きを止める強い措置を長期間やるのではなく集中してやるべきだと指摘したうえで、実際の期間は国が専門家の意見を聞いて決めるとの認識を示した。