最新記事

ウォール街

米ヘッジファンドを脅かす個人投資家集団「レディット軍」とは

Robinhood, Reddit App Downloads Surge as Investors Take on Wall Street

2021年2月1日(月)17時04分
ジェイソン・マードック

だが、CNBCの報道によれば、ロビンフッドは29日にも、ビットコインなど暗号通貨の取引を制限した。テスラモーターズとスペースXのCEOイーロン・マスクがツイッターの自己紹介欄を「#bitcoin」に変更したことから、ビットコインの価格が突如として急騰したためだ。

「異例な市況情勢のため、資金を新たに入金して、投資を行うインスタント・デポジットによる暗号通貨の即時購入機能を一時的に停止した。それでも入金済みの資金で暗号通貨を購入することはできる。わが社は引き続き市況を監視する」と、ロビンフッドの広報担当者は語った。

マスクの行動によって火が付く前から、仮想通貨に対する興味は高まっていた。レディットの投資家集団は柴犬ロゴの仮想通貨ドージコインに一斉に買いを入れており、その価格は28日から29日にかけて暴騰していた。

レディット内の投資フォーラム「ウォールストリートベッツ」は引き続きアメリカ株式市場と、ゲームストップやノキア、ブラックベリーといった銘柄への投資の話題の中心になっており、今も大勢の新規加入者が参入を続けている。

統計調査会社スタティスタが提供した下のチャートは、ゲームストップ社の年初来の株価の動きを示している。2021年の初めは同社の株価はまだ50ドル未満だった。

statista.png

ユーザーは今も増加中

1月25日の時点で、ウォールストリートベッツのユーザー数は約220万人だったが、29日には600万人に達し、なお増加中だ。レディットの投資家たちは、専用の無料ボイスチャットアプリ、ディスコードのサーバーでも活動している。

ブルームバーグによれば、レディットのスティーブ・ハフマンCEOは28日、ウォールストリートベッツを擁護し、完璧ではないが「コンテンツポリシーの範囲内で十分に機能している」と述べた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

サウジ外相「軍事行動取る権利留保」、イランの攻撃受

ワールド

米中間選挙に外国干渉の脅威なし=国家情報長官

ワールド

米WTI、対ブレントでディスカウント幅拡大 米輸出

ワールド

ベネズエラ暫定大統領が国防相解任、マドゥロ氏の腹心
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 10
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中