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中国のBBC放送禁止は、ウイグル報道が原因か、英政府への報復措置か

2021年2月15日(月)12時30分
エミリー・チャコール

中国政府の標的に(BBCの北京支局) CARLOS GARCIA RAWLINS-REUTERS

<中国のメディア規制は周知のことだが、放送局全体を禁ずるのは異例。BBC側は「公平かつ偏りなく報じている」と強調した>

中国の国家ラジオテレビ総局は2月12日、英BBCワールドニュースの中国国内の放送を禁止すると発表。中国の「国益と民族の団結」を損なう放送内容があり、「報道は正確で公平であるべき」との条件を破ったとした。

詳細は不明だが、BBCはウイグル問題の報道をめぐり、中国政府から批判されていた。BBC側は「BBCは世界中のニュースを公平かつ偏りなく報じている」と声明で強調した。

中国のメディア統制は周知のことで、国際ニュース番組の一部が検閲されることはある。

例えば昨秋、米CNNが副大統領候補の討論会を放送した際は約30秒間、番組が中断された。ペンス副大統領(当時)が新型コロナウイルスの世界的流行は「中国に責任がある」と示唆したときだ。

だが、放送局全体を禁ずるのは異例。英政府が今月上旬、中国国際テレビ(CGTN)の放送免許を取り消したことへの報復ともみられている。

(本誌46ページに関連記事「アメリカにはBBCが必要だ」掲載)

<2021年2月23日号掲載>

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