ワクチン優先順位、医療従事者の「次は高齢者」は正しい?
THE ETHICS OF PRIORITIZING COVID-19 VACCINATION
アメリカが現在の予防接種の優先順位を維持しつつ、同レベルのリスクのある人に平等な待遇を与えるなら、アフリカ系や中南米系、先住民の抱えるリスクが、75歳の白人またはアジア系と同等になる年齢を推定し、人種や民族による要素を考慮して、何歳から優先すべきかを決める必要がある。例えば72歳のアフリカ系男性は優先される資格があっても、74歳の白人男性は資格がないという可能性もある。
これを「逆人種差別」だと言う人もいるだろう。しかし、そんなことはない。
個別のエビデンスが足りないため、今は「人種」がウイルスによるリスクを示す指標になっている。ここで重要なのは人種や民族のグループに、人口に占める割合に応じて接種を認めることではない。それは倫理的に重要な点ではない。最も重視すべきなのは、より多くの命を救うことだ。
<2021年2月2日号掲載>
アマゾンに飛びます
2026年1月27号(1月20日発売)は「『外国人問題』徹底研究」特集。「外国人問題」は事実か錯覚か。移民/不動産/留学生/観光客/参政権/社会保障/治安――7つの争点を国際比較で大激論
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





