最新記事

2020米大統領選

副大統領候補ハリス、バイデン陣営の選挙集会に初登場 トランプのコロナ対応を批判

2020年8月13日(木)11時51分

11月の米大統領選に向けて民主党の候補指名が確実なジョー・バイデン前副大統領(写真左)から副大統領候補に指名されたカマラ・ハリス上院議員(右)は、バイデン陣営の選挙集会に初めて参加し、演説した。デラウェア州ウィルミントンで撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)

11月の米大統領選に向けて民主党の候補指名が確実なジョー・バイデン前副大統領から副大統領候補に指名されたカマラ・ハリス上院議員は12日、バイデン陣営の選挙集会に初めて参加し、演説した。

ハリス氏は演説で、新型コロナウイルスへの対応が誤っているとしてトランプ大統領を批判し、バイデン氏への政権交代の必要性を訴えた。

ハリス氏は、トランプ大統領が新型コロナ感染拡大を真剣にとらえなかったため、米国民を危険にさらしたほか、米国が人種間あるいは社会的な不公正の問題と戦う中で、トランプ氏は米経済を危機に陥れたと指摘。

「米国はリーダーシップを切に必要としているが、今の大統領は自分を選んだ国民よりも自分のことを気に掛けている上、われわれが直面するあらゆる課題の解決をより困難にしている」と語った。

ハリス氏は集会で、バイデン氏の演説を壇上で聞いていた。

バイデン氏はハリス氏を紹介するにあたり、ハリス氏を副大統領候補として陣営に迎えたことは「正しい選択」だったと発言。「彼女は就任初日から任務をこなす用意ができている。われわれはともに、この国の再建に取り組む準備ができている」と語った。

この日はバージニア州シャーロッツビルで3年前、白人至上主義者と反対派による衝突が起き、死傷者が出た日にあたり、トランプ大統領は当時「責任は双方にある」とコメントし、広く批判を浴びた。

バイデン氏はこのコメントが、大統領選出馬を決めた要因になったと語った。

バイデン氏は来週の民主党全国大会で正式に大統領候補に指名され、これを受諾する予定。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【関連記事】
・バイデン陣営はこれで「ターボ全開」? 副大統領候補ハリス指名の意味
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず
・中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?


2020081118issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
楽天ブックスに飛びます

2020年8月11日/18日号(8月4日発売)は「人生を変えた55冊」特集。「自粛」の夏休みは読書のチャンス。SFから古典、ビジネス書まで、11人が価値観を揺さぶられた5冊を紹介する。加藤シゲアキ/劉慈欣/ROLAND/エディー・ジョーンズ/壇蜜/ウスビ・サコ/中満泉ほか

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:米との貿易協定リセットは困難か、違憲判決

ワールド

トランプ米大統領、代替関税率を10%から15%に引

ビジネス

エヌビディアやソフト大手の決算、AI相場の次の試金

ワールド

焦点:「氷雪経済」の成功例追え、中国がサービス投資
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 2
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 3
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官が掲げる「新しいスパイの戦い方」
  • 4
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 5
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 6
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 7
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 8
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 9
    「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒…
  • 10
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 6
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 7
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中