最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在)

2020年5月7日(木)19時03分

■ニュージーランド、経済活動をほぼ平常化へ 財政赤字は長期に

ニュージーランドは来週にも、新型コロナウイルス感染拡大の警戒レベルを現在の「レベル3」から「レベル2」に引き下げ、経済活動のほぼ全面的な再開に踏み切る方針。アーダーン首相は国民に対し、警戒レベルを引き下げた場合でも社会的距離と衛生的な環境を維持するよう求めた。

■中国、貿易合意順守しない可能性 2週間以内に明らかに=トランプ氏

トランプ米大統領は6日、中国が1月に署名した第1段階の貿易合意を順守しない可能性があるとし、今後1─2週間中に中国が順守するか明らかにできるだろうと語った。

■トルコが新型コロナ感染制御と発表、再燃回避へ指針策定へ

トルコは6日、新型コロナウイルス感染が始まってから2カ月を経て、感染を制御したと発表した。今後は感染拡大の再発を回避するため、新たな社会生活とビジネス活動の指針を確立していくという。

■米カーニバル傘下プリンセス・クルーズ、夏いっぱい運航休止

クルーズ世界最大手の米カーニバル傘下のプリンセス・クルーズ社は6日、今夏の終わりまで運航休止を続けると発表した。ハワイやフランス領ポリネシアに向かう船や、日本発のダイヤモンド・プリンセス号も含まれる。

■中国の吉利汽車、4月の販売台数は前年比2%増 国内市況が回復

中国自動車メーカーの吉利汽車<0175.HK>は6日、4月の販売台数が前年同月比2%増の10万5468台だったと発表した。

■米小型株が急上昇、米経済全体の回復に期待

米国の小型株が大幅上昇しており、米株式市場全体の反発も継続するとの期待が広がっている。

■トランプ米大統領、食肉加工産業の反トラスト調査を司法省に要請

トランプ米大統領は6日、司法省に対し、食肉加工産業が反トラスト法(独占禁止法)に違反していないか調査を実施するよう要請したことを明らかにした。食肉価格に乖離が生じていることが背景。

■豪NSW州とビクトリア州、10日の「母の日」も行動規制を維持

オーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)とビクトリア州は7日、新型コロナウイルス感染防止のための行動規制を今週末10日の「母の日」も維持する方針を示した。

■米ハリバートン、本社従業員の22%を削減 原油価格暴落に対応

米石油サービス会社ハリバートンはヒューストンにある本社の従業員の22%に当たる約1000人を削減した。原油価格の暴落に対応した措置。同社の広報担当が6日、明らかにした。

■米共和党議員、WHOなど国際機関への拠出見直し求める法案提出

米上院外交委員会のジム・リッシュ委員長など5人の共和党議員は6日、世界保健機関(WHO)を含む国際機関への拠出の見直しを求める法案を提出した。トランプ政権が新型コロナウイルス流行への対応を巡りWHOへの資金拠出を停止したことを受けた。

■米フォードの中国法人2社、4月の販売が前年比プラスに

米自動車大手フォード・モーターが中国で展開する合弁など2社の4月の販売が前年比プラスになったことがわかった。中国市場が新型コロナウイルスの影響から回復しつつあることがうかがえる。

■インドの4月サービスPMIは5.4、統計開始以来最低に

日本経済新聞社とIHSマークイットが発表した4月のインドのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は5.4と、3月の49.3から急低下し、統計開始以来となる大幅な落ち込みを記録した。


【関連記事】
・長崎で再現したクルーズ船の悪夢 なぜ対応は後手に回ったのか
・東京都、新型コロナウイルス新規感染38人確認 4日連続で減少続く
・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

マクロン氏、プーチン氏のイスラエル・イラン危機仲介

ワールド

原油先物続伸し3%超上昇、イラン・イスラエルの攻撃

ビジネス

ECB、2%のインフレ目標は達成可能─ラガルド総裁

ワールド

トランプ氏、イラン・イスラエル和平を楽観視 プーチ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中