最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2日現在)

2020年5月2日(土)09時46分

新型コロナウイルスの感染拡大が続いている日本やシンガポールなどで4月は多くの人が外出を自粛した一方、感染拡大がピークを過ぎた可能性がある米国とオーストラリアなどではより多くの人が職場に復帰したり公園に出掛けたりしていたことが米アルファベット傘下のグーグルの調べで明らかになった。写真はイメージ。4月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

■新型コロナ、日本などで外出減少 米国は自粛疲れ=グーグル調べ

新型コロナウイルスの感染拡大が続いている日本やシンガポールなどで4月は多くの人が外出を自粛した一方、感染拡大がピークを過ぎた可能性がある米国とオーストラリアなどではより多くの人が職場に復帰したり公園に出掛けたりしていたことが米アルファベット傘下のグーグルの調べで明らかになった。

■米FDA、「レムデシビル」のコロナ向け緊急使用を承認

食品医薬品局(FDA)は、米製薬ギリアド・サイエンシズ宛ての書簡で、新型コロナウイルス感染症治療薬として、同社の抗ウイルス薬「レムデシビル」の緊急使用を承認したと発表した。

■ロシア、過去最多の新型コロナ感染者増 累計11.4万人に

ロシアの新型コロナウイルス危機対策センターによると、1日時点で国内の新たな新型ウイルス感染者数がこれまでで最多の7933人確認され、感染者の累計は11万4431人となった。

■米スーパー大手、一部店舗で食肉購入制限 供給懸念の中=CNN

CNNによると、米スーパーマーケットチェーンのクローガーが一部店舗で牛ひき肉や豚肉の購入制限をしていると報じた。米国では新型コロナウイルス流行を受けた供給減少で食肉不足への懸念が強まっている。

■タリバンの攻撃7割急増、アフガン和平に進展見られず

アフガニスタンの反政府勢力タリバンと米国が和平合意に調印した2月末以降、4月半ばまでに確認されたタリバンによる攻撃件数は4500件超と前年から7割以上増加したことがロイターの調べで分かった。アフガン和平プロセスは依然として進展が見られない情勢が続いている。

■トランプ米大統領、再選なら連邦債務問題に対処へ

トランプ米大統領は1日、11月の大統領選で再選すれば、拡大する連邦債務に対処したいとの考えを示した。ただ、詳細には踏み込まなかった。

■テキサス・オハイオ州が経済再開、米州の半分がコロナ制限緩和

米テキサス、オハイオ両州が1日、新型コロナウイルス流行で休止状態にある経済活動再開に向け、ロックダウン(都市封鎖)措置の段階的緩和に踏み切った。

■仏、新型コロナ死者数0.9%増の2万4594人 基本再生産数1下回る

フランス保健当局は1日時点の新型コロナウイルス感染による死者数が2万4594人と、前日からの増加数は218人(0.9%)にとどまったことを明らかにした。

■英、新型コロナ検査の目標達成 一日10万件

英国のハンコック保健・社会福祉相は1日、新型コロナウイルス感染検査について、過去24時間で12万2347件実施し、一日10万件の目標を達成したことを明らかにした。


【関連記事】
・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に
・「緊急事態宣言」延長で未曽有の危機に 動き鈍い安倍政権の経済対策
・「新型コロナ感染長期化」という確実な将来 3つのデータが教える私たちのとるべき対策
・トランプ「新型コロナウイルス、武漢の研究所が発生源の可能性を確信」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

パキスタン、国防相が核管理会議の招集否定 インドに

ワールド

韓国与党、大統領選候補指名やり直し 韓前首相に一本

ビジネス

中国4月CPI3カ月連続下落、PPI下落加速 貿易

ビジネス

米政権、航空機・部品輸入を調査 追加関税の可能性
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 3
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノーパンツルックで美脚解放も「普段着」「手抜き」と酷評
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 6
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 7
    指に痛みが...皮膚を破って「異物」が出てきた様子を…
  • 8
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 9
    「股間に顔」BLACKPINKリサ、ノーパンツルックで妖艶…
  • 10
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 9
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 10
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中