新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(15日現在)
■インドネシア、4月の貿易収支は赤字転落 輸出入ともに減少
インドネシア統計局が発表した4月の貿易収支は、3億4470万ドルの赤字となり3カ月ぶりに赤字に転落、赤字幅はロイター調査によるエコノミスト予想の2億ドル以上となった。新型コロナウイルス感染拡大で内需の弱まりが示され、輸出も停滞した。
■「新型コロナ終息しても世界は変わる」、加首相が国民に適応呼びかけ
カナダのトルドー首相は14日、新型コロナウイルスに対するワクチンが開発されて世界的流行(パンデミック)が終息しても、カナダ人は世界が変化することを受け入れなければならないと述べ、行動修正が求められる「ニューノーマル」への適応を呼びかけた。
■米ブロードウェーミュージカル「アナ雪」、公演再開を断念
米ニューヨーク・ブロードウェー劇場街の人気ミュージカル「Frozen(アナと雪の女王)」の製作会社は14日、公演の再開を断念したことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてブロードウェー劇場街の閉鎖が続く中、大手のミュージカル作品撤退は初めて。
■台湾、中国が求めるWHO総会参加条件を拒否
台湾の陳時中・衛生福利部部長(保健相に相当)は15日、世界保健機関(WHO)年次総会に台湾が参加する条件として、台湾が中国の一部であるという原則を受け入れることを中国が求めていることに関して、断固として拒否する考えを示した。
■豪NSW州、飲食店が再開 州首相は警戒続けるよう呼びかけ
オーストラリアで人口が最多のニューサウスウェールズ州(NSW)では15日、新型コロナウイルスの感染拡大で約2カ月休業していたカフェやレストラン、バーなどの営業が再開した。
■ペトロブラス、第1四半期に巨額の評価損 長期的な需要低迷想定
ブラジルの国営石油会社ペトロブラスは14日発表した第1・四半期決算で、採掘・生産資産について653億レアル(約112億ドル)の評価損を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした消費者の行動の変化は恒久化する公算が大きいとの見方を示した。
■米FDA、アボットの新型コロナ検査機器を再調査 精度に疑問
米食品医薬品局(FDA)は14日、米医薬品大手アボット・ラボラトリーズの新型コロナウイルス簡易検査キット「ID NOW」の精度に疑問があるとの認識を示し、データを再調査していることを明らかにした。
■中国武漢市、全市民対象の新型コロナ検査は3分の1完了
新型コロナウイルスの発生源とされる中国湖北省武漢市は、1100万人の市民全員を対象としたウイルス検査で、4月から現在までに、3分の1に当たる300万人超の検査を終えた。国営メディアが報じた。
■国連安保理「コロナ停戦」決議できず、WHO巡り米中対立
新型コロナウイルスとの戦いに集中するため、世界に停戦を呼びかける国連安全保障理事会の試みが行き詰まっている。決議案の中で世界保健機関(WHO)にどう言及するか、米中が火花を散らしているためだ。14日にエストニアとドイツが代替案を示したものの、中国が難色を示してまとまらなかった。
■豪NSW州、飲食店が再開 州首相は警戒続けるよう呼びかけ
オーストラリアで人口が最多のニューサウスウェールズ州(NSW)では15日、新型コロナウイルスの感染拡大で約2カ月休業していたカフェやレストラン、バーなどの営業が再開した。
■日中韓の保健担当相、15日に新型コロナ対応でテレビ会議開催へ
韓国当局筋によると、日中韓の保健担当相は15日に、新型コロナウイルスに対する協調対応を協議するためテレビ会議を開催する。3カ国での閣僚級協議は感染拡大が始まって以来初めて。
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