最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(13日現在)

2020年5月13日(水)09時12分

米ツイッターは12日、一部の従業員に対し、期限を定めずに在宅業務を行うことを認めると発表した。ニューヨーク証券取引所で2013年11月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

■米ツイッター、一部従業員の無期限在宅業務を容認

米ツイッターは12日、一部の従業員に対し、期限を定めずに在宅業務を行うことを認めると発表した。対象となる従業員数は明らかになっていない。

■再開急げば「不要な苦しみ」、米感染研ファウチ氏が第2波を警告

米トランプ政権の新型コロナウイルス対策本部の主要メンバーである国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は12日、上院委員会の公聴会で証言し、ロックダウン(都市封鎖)措置の解除を急げば、新型コロナ感染の第2波を招くリスクがあると警鐘を鳴らした。

■米下院民主、新たに3兆ドル規模のコロナ支援案 共和は拒否

米下院民主党は12日、郵政公社への支援や新型コロナウイルス検査強化などを盛り込んだ3兆ドル規模のコロナ対策法案を明らかにした。

■仏、新型コロナ死者2.7万人に迫る スペイン抜き世界4番目に

フランス保健当局は12日、新型コロナウイルス感染症による死者が348人増え、2万6991人に達したと発表した。累計の死者数はスペインを抜き、米国、英国、イタリアに次いで世界で4番目となった。

■「レムデシビル」供給拡大へ、後発薬5社と契約=米ギリアド

米製薬のギリアド・サイエンシズは12日、新型コロナウイルスの治療薬として特例承認された抗ウイルス薬「レムデシビル」の供給拡大に向け、インドやパキスタンのジェネリック(後発)医薬品メーカー5社と非独占的ライセンス契約を結んだ。

■中国のコロナワクチン、カナダで試験・製造の可能性

カナダの科学・産業研究機関であるカナダ国立研究機構(NRC)は12日、新型コロナウイルスワクチンを開発する中国カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)<6185.HK>と協力する方針を明らかにした。

■ペンス米副大統領、トランプ氏と数日接触せず 側近のコロナ感染で

米ホワイトハウスのマクナ二ー報道官は12日、ペンス副大統領が数日間、トランプ大統領との接触を控えていると明らかにした。

■米、経済再開の効果見極め 追加コロナ対策判断前に=大統領顧問

ハセット米大統領顧問は12日、トランプ政権高官らは追加の新型コロナウイルス対策について判断する前に各州の経済再開の効果を見極めたいと考えていると述べた。

■ドイツ再生産数、「1」下回る 新たな感染拡大兆候ない=コッホ研

ドイツで新型コロナウイルス感染者1人から新たに何人が感染するかを示す再生産数が11日に1.07に上昇した後、12日には0.94と、感染収束の目安となる1を下回った。政府の感染症対策の専門機関であるロベルト・コッホ研究所が12日、発表した。

■米財政収支、4月は7380億ドルの赤字 新型コロナ対応で過去最大

米財務省が12日に発表した4月の財政収支は7380億ドルの赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大への対応費がかさんだ一方で、歳入が減少し、単月の赤字としては過去最大となった。ただ予想の7475億ドルほどは膨らまなかった。

■米社債市場、小規模な支援でも助けに=リッチモンド連銀総裁

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は12日、連邦準備理事会(FRB)のセカンダリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティー(SMCCF)について、比較的小規模な支援でも助けになるとの考えが背景にあると説明した。


【関連記事】
・緩むとこうなる?制限緩和を試みた韓国にコロナのしっぺ返し
・東京都、新型コロナウイルス新規感染28人 10日連続で2桁に抑える
・韓国・梨泰院のクラスター、新型コロナ感染102名に ゲイの濃厚接触者の追跡がネックに
・緊急事態宣言、14日めどに専門家意見を踏まえ可能なら解除=官房長官

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国、来年はより積極的なマクロ政策推進へ 習主席が

ワールド

プーチン氏、来年のウクライナ緩衝地帯拡大を命令=ロ

ワールド

タイ、停戦合意に基づきカンボジア兵18人を解放

ビジネス

中国、来年の消費財下取りに89億ドル割り当て スマ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 7
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 8
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 9
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 10
    日本人の「休むと迷惑」という罪悪感は、義務教育が…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 8
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中