最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(21日現在)

2020年4月21日(火)12時14分

■HSBC、投資銀行部門の上層部スリム化 全般的には雇用削減凍結

英金融大手HSBCは、投資銀行部門の上層部のスリム化に乗り出した。ロイターが20日、社内メモの内容を確認して分かった。

■米与野党、中小企業追加支援で膠着続く 21日再協議

米共和・民主両党は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている中小企業向けの追加支援を巡り20日も見解の相違を解消できず、協議は翌日に持ち越された。先に決定された3500億ドルの中小企業緊急融資の資金が底を突く中、両党が相互に非難し続ける事態が続いている。

■仏、新型コロナ死者2万人突破 入院者は6日連続で減少

フランス保健当局は20日、新型コロナウイルス感染症による死者が過去24時間で547人増え、2万0265人となったと発表した。2万人突破は米国、イタリア、スペインに次いで4カ国目。

■英、新型コロナ死者1.65万人超 感染者12.4万人

英保健省は20日、英国内の新型コロナウイルス感染による死者が19日夕時点で前日から449人増え、1万6509人になったと発表した。

■米加メキシコ間の渡航制限措置、30日間延長=米高官

米国土安全保障省のチャド・ウルフ長官代行は20日、米国、カナダ、メキシコ間の不要不急の渡航制限措置を30日間延長すると明らかにした。

■米、新型コロナ感染者74.6万人 死者3.9万人超=CDC

米疾病対策センター(CDC)は20日、国内の新型コロナウイルス感染者が19日時点で74万6625人、死者が3万9083人になったと発表した。

■WHOに隠し事ない、米職員登用 対立がコロナ助長=事務局長

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、同機関は米疾病対策センター(CDC)から職員を受け入れており、隠し事は何もないと明言した。

■米欧の経済正常化は秋以降、市場で見方強まる=ドイツ銀調査

ドイツ銀行が20日公表した投資家向け調査によると、一部の国では新型コロナウイルスを受けた行動制限措置の段階的解除が始まっているものの、市場では欧州や米国の経済活動が夏前に正常に戻る可能性が低いとみられている。

■NY市長、コロナ外出制限緩和は「数週間先」 広範な検査不可欠

米ニューヨークのデブラジオ市長は20日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策について、広範な検査が実施できていないため、緩和は数週間先になるとの見方を示した。

■独、EU予算拡大と共同債支持 景気回復を支援=メルケル首相

ドイツのメルケル首相は20日、欧州連合(EU)予算の拡大と欧州委員会による共同債発行を通して新型コロナウイルスの打撃を受けた欧州経済の回復を支援する用意があると示唆した。

■米、新型コロナ死者4.1万人突破 抑制措置解除求めるデモ続く

ロイターの集計によると、米国内の新型コロナウイルス感染症による死者数は20日、累計で4万1000人を突破した。各州ではロックダウン(都市封鎖)の早期解除を求めるデモが拡大する一方、一部の当局者は新型コロナ検査が拡大されるまで警戒を怠らないよう呼び掛けている。

■イタリア、新型コロナ感染増ペースが3月10日以来の低水準に

イタリア保健当局は20日、新型コロナウイルス感染症による死者が454人増え、累計2万4114人になったと発表した。1日の死者数は前日の433人から小幅に増加した。

■米ハリバートン、原油安響き最終赤字10億ドル、設備投資50%削減

米石油サービス会社ハリバートンの第1・四半期決算は、原油安が響き最終赤字に転落する一方、特別項目を除いた損益は市場予想を上回る黒字となった。


【関連記事】
・コロナ抗議デモ拡大、トランプが反抗をけしかけ「ミシガンを解放せよ」
・米カリフォルニア州で新型コロナウイルス抗体検査 感染者、公式統計の40倍の可能性
・コロナの余波「食品値上がり」──世界的な買いだめと売り惜しみの悪循環
・夏には感染は終息する、と考えていいのか?

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

マスク氏、バイデン氏の対中関税引き上げに反対 「市

ビジネス

米4月新築住宅販売、前月比4.7%減の63万400

ワールド

メキシコ大統領選集会で舞台倒壊、9人死亡 支持率3

ビジネス

訂正-モルガン・スタンレーのゴーマン会長、年末に退
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:スマホ・アプリ健康術
特集:スマホ・アプリ健康術
2024年5月28日号(5/21発売)

健康長寿のカギはスマホとスマートウォッチにあり。アプリで食事・運動・体調を管理する方法

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「天国にいちばん近い島」の暗黒史──なぜニューカレドニアで非常事態が宣言されたか

  • 2

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決するとき

  • 3

    黒海沿岸、ロシアの大規模製油所から「火柱と黒煙」...ウクライナのドローンが突っ込む瞬間とみられる劇的映像

  • 4

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 5

    戦うウクライナという盾がなくなれば第三次大戦は目…

  • 6

    韓国は「移民国家」に向かうのか?

  • 7

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 8

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 9

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された─…

  • 10

    高速鉄道熱に沸くアメリカ、先行する中国を追う──新…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    娘が「バイクで連れ去られる」動画を見て、父親は気を失った...家族が語ったハマスによる「拉致」被害

  • 4

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 5

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の…

  • 6

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 7

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 8

    能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結…

  • 9

    ウクライナ悲願のF16がロシアの最新鋭機Su57と対決す…

  • 10

    米誌映画担当、今年一番気に入った映画のシーンは『…

  • 1

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 5

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中