香港の経済成長率2.5─3.5%の見通し、財政改善へ 予算演説
香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政長官は25日の予算演説で、今年の経済成長率が2.5─3.5%になるとの見通しを示した。資料写真、香港の金融街。2021年7月撮影。REUTERS/Tyrone Siu
[香港 25日 ロイター] - 香港政府の陳茂波(ポール・チャン)財政長官は25日の予算演説で、今年の経済成長率が2.5─3.5%になるとの見通しを示した。財政赤字が数年続いていたが、財政状況はより健全な水準へ回帰するとの認識を示した。
陳氏は「中期的には一部主要国で保護主義が続き、世界経済の分断も継続する」と指摘。その一方で「『グローバルサウス』の台頭や世界の貿易・投資構造の再編は、香港にとって新たな市場や成長分野を切り開く」と述べた。
香港はまた、テクノロジーや人工知能(AI)分野への取り組みを一段と強化する。米中貿易摩擦や中国経済の減速といった課題が続く中、中国本土の長期国家戦略である5カ年計画との整合性を高める。
陳氏によると、行政長官が各局・各部門横断のタスクフォースを率い、第15次5カ年計画に積極的に対応する。香港としても初めて独自の5カ年計画を策定する方針だ。





