新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(12日現在)
■中国、一部で緊急レベル引き下げ 新型ウイルスの国内感染者減で
中国本土で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急対応レベルを引き下げ、人やモノの移動制限を緩和する地域が増えている。10日には習近平国家主席がウイルスの発生源である湖北省武漢市を訪問した。
■英中銀が0.5%緊急利下げ、新型コロナで景気「大幅に弱まる」可能性
イングランド銀行(英中央銀行)は11日、政策金利を0.75%から0.25%に引き下げたと発表した。新型コロナウイルス感染拡大により景気が脅かされていることに対処する。利下げは2016年8月以来初めて。
■新型コロナの影響は「甚大で急激」、景気後退判断は尚早=英中銀総裁
イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は11日、新型コロナウイルスの感染拡大が経済にもたらす影響は「甚大で急激」な可能性があり、今後数カ月で経済活動が著しく弱まるとの見込みを示した。
*内容を追加しました。

【関連記事】
・一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ
・豪でトイレットペーパーめぐって乱闘 英・独のスーパーは個数制限で買い占め防止
・スペイン、首都マドリードで新型コロナウイルス患者急増 保健当局「医療対応に限界」

アマゾンに飛びます
2020年3月17日号(3月10日発売)は「感染症 vs 人類」特集。ペスト、スペイン風邪、エボラ出血熱......。「見えない敵」との戦いの歴史に学ぶ新型コロナウイルスへの対処法。世界は、日本は、いま何をすべきか。