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感染症

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(6日現在)

2020年3月6日(金)17時05分

■新型ウイルス流行、米経済に打撃与える可能性=トランプ大統領

トランプ米大統領は5日、米経済は新型コロナウイルス感染拡大の打撃を受ける可能性があると予想した。ただ、問題はいずれ解消すると述べ、政府のこれまでの対応は妥当との認識を示した。

■モスクワ市、新型ウイルス拡大防止で「高度警戒体制」発令

モスクワ市当局は5日、新型コロナウイルスの拡大防止に向け「高度警戒体制」を発令し、一連の追加措置を発効した。

■米、新型ウイルス死者12人に 沖合停泊のクルーズ船に検査キット空輸

米国では5日、新型コロナウイルスの新たな感染者53人が報告され、感染が急拡大しているワシントン州キング郡で全米12人目の死者が確認された。コロラド、テネシー、テキサスの各州とカリフォルニア州サンフラシスコ市では初の感染者が確認された。

■豪政府、初めて学校閉鎖を指示 高校生の新型ウイルス感染受け

オーストラリア政府は6日、シドニーの高校生(16)の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、初めて学校閉鎖を指示した。

■カナダ利下げ、新型ウイルスの打撃緩和に「明確な措置講じた」=中銀総裁

カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は5日、新型コロナウイルスの流行によって同国経済の底堅さが「根本的に試される」可能性があるとしたうえで、今週実施した利下げが経済への影響を和らげるとの見解を示した。

■ロシア、6月の国際経済フォーラム中止 新型ウイルスで

ロシアのベロウソフ第1副首相は5日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、6月上旬に予定していたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の開催中止を決定したと発表した。

■米NY州で新型ウイルス感染者倍増、サンフランシスコで初の感染確認

米国では5日、ニューヨーク州で新型コロナウイルスの感染者が22人となり、前日の2倍に増加した。テネシー州と、カリフォルニア州サンフランシスコ市では初の感染者が確認された。

■米FRB、コロラド州で開催予定のイベント延期 新型肺炎懸念で

米連邦準備理事会(FRB)は5日、新型コロナウイルスの感染が広がる中で、コロラド州デンバーで3月9─12日に開催予定だったイベントを延期すると発表した。

■イタリア、新型ウイルス死者・感染者が大幅増 対策費倍増へ

イタリア当局は5日、新型コロナウイルス感染の死者が過去24時間で41人増えて148人に達したと発表した。感染者も3858人と、前日の3089人から増加した。

■米上院、83億ドル規模の新型ウイルス対策法案可決 大統領署名へ

米議会上院は5日、総額83億ドルの新型コロナウイルス対策予算案を96対1の圧倒的賛成多数で可決し、トランプ大統領に送付した。

■新型肺炎で金融機関の運営に影響、英HSBCは100人自宅待機

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、英金融大手HSBCはロンドン勤務の従業員1人の感染が確認されたことを受け、同じ部署で働く約100人の従業員を在宅勤務、もしくは自宅待機とした。欧州の金融ハブのロンドンの大手金融機関でこうした事態が発生するのは初めて。

■英中銀、政策対応前に新型肺炎の影響精査=カーニー総裁

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は5日、英中銀は追加緩和策を決定する前に、新型コロナウイルスの感染拡大が英経済に及ぼす影響の精査に努めると述べた。

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