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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(26日現在)

2020年3月26日(木)12時40分

■米景気対策法案、上院可決後に下院で迅速に進める=ペロシ議長

ペロシ米下院議長は25日、公共番組とのインタビューで、上院が新型コロナウイルスに対応する景気対策法案を承認し次第、下院でも迅速に進める考えを示した。ただ、具体的な日程には言及しなかった。

■NY州、新型コロナ入院率低下の兆候 感染は3万人超に増加

米国で新型コロナウイルスの感染状況が最も深刻なニューヨーク州で感染拡大ペースが鈍化しつつある兆しが出てきた。一方、ルイジアナ州ニューオーリンズなど他の地域では事態の深刻さが増している。

■新型コロナ便乗の高額販売、米32州がネット通販会社に取り締まり強化要望

米ペンシルベニアなど32の州が、国内の主要ネット通販会社に対して、新型コロナウイルス感染拡大に便乗した特定商品の高額販売行為の取り締まり強化を要望している。

■半導体生産の継続に向け政府と協力=米業界団体

新型コロナウイルス対策が全米各地で講じられる中、米国半導体工業会(SIA)は25日、半導体生産を継続できるよう連邦当局と協力していると明らかにした。

■新型コロナ対策、可決されればすぐに署名する=トランプ米大統領

トランプ米大統領は25日、2兆ドル規模の新型コロナウイルス対策法案が議会で可決されれば直ちに署名すると表明し、議会に早期の可決を促した。

■EXCLUSIVE-アマゾン、新型コロナ対応で出店者向けローンの返済一時猶予

米アマゾン・ドット・コムは25日、出店者向けローンの返済を一時猶予する方針を示した。新型コロナウイルス感染拡大により、出店者の売上高が落ち込む事態を見越した措置だ。同社が出店者に出した通知文をロイターが入手して分かった。

■世界的なデフォルト懸念でCDS取引が急増=マークイット幹部

新型コロナウイルスの大流行に伴って世界的にデフォルト(債務不履行)が相次ぐのではないかとの懸念が広がり、信用リスクの保険であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引が急増している――。IHSマークイットのディレクター、ギャバン・ノラン氏は25日、こう解説した。

■カナダ、新型コロナで支援規模倍増 現金給付やローン返済猶予

カナダ議会は25日、新型コロナウイルス感染拡大に対応する支援策を承認した。規模は、当初計画していた270億カナダドルを大幅に上回る520億カナダドル(366億2000万米ドル)となった。

■WHO、新型コロナ「制御の機会逃すべきでない」 五輪延期を支持

世界保健機関(WHO)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため市民に外出自粛などを指示している国は感染者の発見を重点的に行うとともに、ウイルスの「封じ込めと制御」に向けて全力を尽くす必要があると訴えた。

■新型コロナによる景気悪化、08年の金融危機上回る恐れ=WTO事務局長

世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に起因する経済の悪化と雇用喪失は2008年の世界的な金融危機時のリセッション(景気後退)を上回る恐れがあるとの見解を示した。

■米経済、新型コロナで最大6%縮小 失業率15%=CB 米コンファレンス・ボード(CB)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大で今年の米経済は前年から最大で6%縮小する恐れがあると警告した。

■トランプ氏の米経済活動4月中旬再開目標は「壊滅的」=バイデン氏

米大統領選に向け野党民主党候補の指名獲得を目指すバイデン前副大統領は25日、新型コロナウイルス流行にもかかわらず、4月中旬までに米経済活動を再開させたいとするトランプ大統領の考えは「壊滅的」な結果を及ぼす可能性があると述べた。

■米国務長官、エネルギー市場安定でサウジに対応促す

ポンペオ米国務長官とサウジアラビアのムハンマド皇太子は25日、電話会談を行い、国際エネルギー市場の安定の必要性について話し合った。ポンペオ長官は、市場を安定させる機会はサウジが握っていると述べ、同国に対応を促した。

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